商品コード:1314-048b[PHILIPS] H.シェリング(vn)/ ベートーヴェン:Vn協奏曲

[ 1314-048b ] Beethoven - Henryk Szeryng, Concertgebouw-Orchester Amsterdam, Bernard Haitink – Violinkonzert D-dur, Op. 61



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商品コード: 1314-048b

作品名:ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61/第1楽章 Allegro, Ma Non Troppo-- | --第2楽章 Larghetto--第3楽章 Rondo
演奏者:H.シェリング(vn)B.ハイティンク指揮コンセルトヘボウo.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 531
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面2時に無音軽スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/白4本線狭内溝, 枠内にSuper Artistique - STÉRÉO 33 1/3, 枠内3時に白字でMade in France, 枠内に白字でTrésors Classiques, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:6500 531, Price Code:Ⓢ, Rights Society:DP, (P)1974(刻印のみ), スタンパー/マトリクス:AA 6500 531 1Y 1 ℗1974 670 11 02/AA 6500 531 2Y 2 ℗1974 670 14 03 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPS/ERATOタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むオランダ型フランス専用スタンパー使用, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 補助マトリクス:AA9/AA8, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1974年頃製造分, 旧番号存在せず, 赤白/銀4本線センター白レーベル存在せず, 赤/白4本線土手付きレーベル存在しないと思われる(入荷なし), フランスでこれより古いレーベル存在しないと思われる, フランスでの最古レーベル・最厚プレスと思われる, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.Vの技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのオリジナルと思われる, original in Fr.
ジャケット:【フランスでの第3版】---見開両面コート背赤, 10時に楕円赤色ベースに白字でCollection Trésors Classiques, 枠下に白字でSuper Artistique - STÉRÉO, 表記されたジャケット番号:6500 531, Price Code:Ⓧ/PG300 , 背文字:あり(白色型押・赤背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧ジャケットあり), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷::Imp. C.I.D.I.S. Louviers, 三方開両面コート厚紙背黒疑似皮貼ジャケット存在する→見開両面コート背茶疑似皮貼→見開両面コート背赤(当ジャット), フランスでこれより古いジャケット存在する, フランスでの第3版, 3rd issue in Fr.
トピックス:1973年4月オランダ・アムステルダム・Concertgebouworkest Amsterdam・でのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1974年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 531(赤/銀3本線土手レーベル)にて初リリース, フランスでは1974年仏PHILIPS:6500 531(当レーベル・三方開両面コート厚紙背黒疑似皮貼タイプジャッケット入り)にて初リリース, これはオリジナル盤が1976年頃製造の第3版ジャッケットに入るケースで初期盤, 安価とした, シェリングの3回目録音で内容は非常に良い, カデンツァはヨアヒムのもので1965年盤と同じ, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:シェリング3度目の録音である。6500…と言えどもオリジナルの音は非常に良い。この録音でシェリングのソロは以前にも増して艶やかな絹のような美音を出している。グリュミオーと双璧と言えるほどの美しい音色だ。表情は豊かで'70年代としては総合的に見て、第一級の録音と言える。'50年代のシェリングとは又異なる魅力が味わえる。仏初出ジャケは棚の中で場所をとるが、存在感の大きな一枚。また音質も'70年代に入り群を抜く。初回録音は1950年録音にODEONにティボー指揮のモノラル録音(ODX 109)があり、それも高額。2回目はH.シュミット・イッセルシュテット指揮ロンドンso.との1965年7月PHILIPS録音であった。3回目はハイティンク/コンセルトヘボウo.との共演でアムステルダムでのステレオ録音。イッセルシュテットとの2回目が素晴らしく良かったのでそれを超えることは出来ないのは当然だろう。シェリングのソロは2回目より、際立って良いわけではない。相変わらずきりりとした綺麗な音を出している。コンセルトヘボウ管弦楽団はやはりロンドンso.とは異なり、何所か木の香りが感じられる。2回目よりややゆっくりしたテンポで格調高さは増したように感じる。録音の違いか細かいニュアンスまで手に取るように感じられる。スケール感はやや小さくなったが、音の繊細さがより丁寧になっている。気品すら漂う極上の表現である。基本は2回目と同じスタンスだが細部が異なるので、そのあたりを比べる事は面白いだろう。ブラームスでも書いたが、録音は1950/60年代とは異なり、マイクがやや遠くなった印象で、個別の音というより、スタジオ全体を拾うというスタイルに変化している。これは時代的な趨勢であり、どのレーベルも同様の変化をしており、いかんともしがたい現実である。1970年代のステレオとはこういうものであると割り切っていただくほかはない。利点はオケも含めて全体がスッキリ見渡せる点であり、ソロにフォーカスしない実際のコンサートの雰囲気を伝えている。時代はこの後デジタル期に入り不自然なエコーが付いたりするので、それよりはずっと良い。

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