商品コード:1314-045[PHILIPS] イ・ムジチ R.ミケルッチ(vn) 他/ アルビノーニ:作品集

[ 1314-045 ] Albinoni - I Musici – Le Célèbre Adagio - Concerto Pour Hautbois - 2 Concertos Pour Violon - Sonate Pour Cordes Et Continuo.


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商品コード: 1314-045

作品名:アルビノーニ:作品集/弦楽合奏とOrgのためのアダージョ(レモ・ジャゾット真作・伝アルビノーニ), Ob協奏曲Op.9-2(F. Giegling編), ソナタOp.2-6(V. Negri Bryks編) | Vn協奏曲Op.9-4(F. Giegling編), Vn協奏曲Op.9-10(F. Giegling編)
演奏者:イ・ムジチ R.ミケルッチ(vn)M.テレサ・ガラッティ(org)E.v.トリゲ(ob)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 235 LY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面2時に極小~小41回出る6mmのスレ, 5時に小~極小28回出る3mmのスレあり, A面3時に無音小スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2~3版と思われる】---赤白/銀4本線内溝センターホール白, 枠内白字で STEREO 33 1/3 ○○, 枠内3時に銀文字でMade in France, 枠内6時に白字でTrésors Classiques, グルーヴガード厚手重量, 表記されたレコード番号:835 235 LY, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM/DR, (P)なし, スタンパー/マトリクス:PHI AA 835 235 1Y 380/PHI AA 835 235 2Y 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS規格ステレオ製造を示すPHI AA***で始まりレコード番号を含むフランス専用スタンパー使用, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 補助マトリクス:B2/B16, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1966年頃製造分, 旧番号存在せず, HI-FI STEREOレーベル存在する(恐らく外溝と思われる), フランスでこれより古いレーベル存在する, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, フランスにモノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviersの技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのステレオ・第2~3版と思われる, 2nd or 3ed issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版と思われる】---三方開両面厚紙背緑布貼, 10時に灰ベース大□ STEREO 黄色帯に黒字でCollection Trésors Classiques 下にPHILIPSロゴ, レコードホルダーに蓋付き(初期タイプ), 表記されたジャケット番号:835.235 LY, Price Code:記載なし, 背文字:あり(金色型押・黒布背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imp. S.P.P. Louviers, HI-FI STEREOデザインの旧ジャケット存在する, これより古いジャケット存在する, これは1965年頃のフランスでのステレオ第2版と思われる, 2nd issue for stereo in Fr.
トピックス:1960年11月2日/12月21日ローマ・Aula la magna de l'ateneo Antoniano・でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 監修:Vittorio Negri Bryks, オランダでは1961年頃N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:L 02079 L/835 235 LYでリリースされたものと思われるが入荷がなく未確認(未発売の可能性もある), フランスでは1961年頃仏PHILIPS:C 34/835 235 LY(ピンク/黒HI-FI STEREOレーベル)にて初リリース, 1964年頃モノラルがL 02079 Lでもリリースされる, これは1966年頃の製造の赤白/銀4本線内溝センターホール白・グルーヴガード厚手重量盤の第2版又は第3版が同じ頃製造の第2版ジャケットに入るケースで初期盤, HI-FI STEREOレーベルの入荷は殆ど無いのが実情(高額), 1969年頃赤白/銀4本線土手レーベルに変更されると安価になる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:さすがに落ち着いているが、クリアーで豊かな音質。まったく文句のつけ様がない再生音。アルビノーニのアダージョは名曲ながら短い曲。リステンパルトのERATO盤が思い出されるが、やはり同じイタリアの演奏家となれば、勿論これが決定盤だろう。演奏者がそれぞれ持つ固有の色合いの様なものがあり、イ・ムジチの場合それは理屈抜きに陽性であり、深刻なメロディーになったとしても変わる事はない。これがイタリアの色合いなのだろう。アダージョに関しては逸話があることもご存じだろう。1960年代に公開された映画『審判』で観るものに鮮烈な印象を与えた曲「アルビノーニのアダージョ」。映画の公開とともに大ヒットとなり、バロック名演集などの企画では頻繁に演奏されることとなる。楽譜の出版は1958年。楽譜のタイトルは、「アルビノーニによる2つの主題のアイデア、通奏低音に基づく弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」、楽譜にレーモ・ジャゾットのサインがあった。ジャゾットは、20世紀に活躍したイタリアの音楽学者。彼によれば、第2次大戦で破壊されたドイツ・ドレスデンの図書館でバロック時代の作曲家アルビノーニの自筆譜の断片を発見し、それを元にこの「アダージョ」を作り上げた、とのことであった。この曲が発表された当時は、空前のバロック音楽ブームで1969年にはカラヤンも「アダージョ」を録音。以後、この曲は、映画やテレビなどで繰り返し使われ、クラシック音楽の中でも指折りの人気曲となった。しかし、研究者たちは発表当初から疑問を呈していたらしい。最終的にジャゾットが亡くなる数年前に残したコメント--「私は、アルビノーニを忘却の淵から救いたかった。アルビノーニが書いた音楽を実際に聴けば、彼への関心が高まるだろうと思い、この曲を作りました。それは、私自身の純粋な楽しみでもあったのです…」。これで謎は解けて、レーモ・ジャゾットの作ということで決着がついたかに見えた。しかしこの「アダージョ」は今以ってアルビノーニ作品としてまかり通っている。事情を知っている記述者だけが様々な注釈やコメントを入れて表記するが、全く関係のないアルビノーニの文字が消えることはない。それほどアルビノーニと「アダージョ」は不可分となってしまっている。当社ではある記述者の表記を使用し、アルビノーニ:アダージョ(レモ・ジャゾット真作・伝アルビノーニ)、と表記することとした。名曲であることに変わりはない。イ・ムジチの明るい音色で聴くアダージョもまたなかなか良い!

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