商品コード:1314-029[DECCA] M.ロスタル(vn) F.オズボーン(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ7番 他

[ 1314-029 ] Beethoven, Brahms, Max Rostal, Franz Osborn – Sonata In C Mnor For Violin And Piano, Op. 30, No. 2 / Rondo In G Majro / Sonatensatz - Scherzo In C Minor


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商品コード: 1314-029

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ7番Op.30-2--:1.Allegro Con Brio--2.Adagio Cantabile-- | --3.Scherzo Allegro--4.Finale (Allegro), VnとPfのためのロンド ト長調WoO41, ブラームス:F.A.E.ソナタ~第3楽章 スケルツォ ハ短調
演奏者:M.ロスタル(vn)F.オズボーン(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LK 4034
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6 : シリアスなキズはない・何れも軽度, 7は存在しないと思われる
評価/ジャケット:B : 表面10時にシミ汚れあり, 裏面の下部折り返しに一部欠損あり・補修済み
キズ情報:これ以上の盤質は存在しないと思われる, A面7時に極小24回出るスレ, 11時極小5+8回出るスレ, 2時に極小5回出るスレあり, 他スレ・点は有っても極小レベルで数回連続する程度, B面10時に微かに2分程度断続するスレ, 11時に小4回出る点あり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---赤/金内溝ツヤ, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)1965, Tax Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL-359-2B/CA ARL-360-2B (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, マトリクスのBは Ron Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):BN/BB, 再補助マトリクス(9時):2/3, 1950年代のスタンパーによる1950年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金内溝/外溝レーベル存在せず, LXTシリーズではない, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, DECCAグループ・英国音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, 英国でのオリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 中黒丸 33 1/3 RPM, 5時にffss耳マーク, 6時にDECCA Flexinle Long Playing Microgroove Full Frequency Range Recording, 表記されたジャケット番号:LK 4034, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:不明, 共通デザイン折返両面紙ペラの最初期分, これより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル】1949年頃ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1950年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LK 4034(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, クロイツェルより希少!, ロスタルのベートーヴェンは4/8番:LXT 2752, 9番:LXT 2732, 7番:LK 4034のLP3枚4曲がVnソナタの全てと思われる・但しSPで2番の録音あり(未LP化), 演奏:★★★★★++, 音質:★★★★+

商品詳細:ヴァイオリニスト、マックス・ロスタル(1905-1991)。当時ドイツ(現ポーランド)のシレジア生まれ。後に英国籍となる。カール・フレッシュに学び、1930年から教師となる。録音が少なく、今では知る人も少ないが、超が付く大物。DECCA、Westminster、MMS、Argoに1~2点ずつ録音がある。最後は意外にも1973年ETERNAのケンペ/ドレスデン、シュトラウスのドン・キホーテの録音に参加していた。さて、録音の前にロスタルはベートーヴェンのVnソナタを研究し、ロスタル校訂の楽譜が出ている。これら楽譜は今日本でも入手可能。そして、演奏についての解説本まで出ているらしい。録音は1951年。当然、演奏は彼の研究成果を実践したもので、私自身多くのクロイツェルを聴いてきた中で、このLPを聴いた瞬間に、これこそ最高ランクのクロイツェルであると、頭ではなく体全体で悟った。この演奏には考え抜かれ磨き上げられた、感性だけではない長年の試行の果てに到達した境地のようなものが窺える。バランスの見事さも特筆されるが、一音入魂の原則が徹頭徹尾貫かれており、聴く者はそこに心が、いや体全体が共鳴するのだと思う。ロスタルがDECCAに入れたベートーヴェンのVnソナタは4/8番:LXT 2752/9番:LXT 2732/7番:LK 4034のLP3枚4曲がVnソナタの全てと思われる。但しSPで2番の録音あり(未LP化)。当社では9番「クロイツェル」のCD-R化を行った。数ある「クロイツェル」の中で筆者が最も感銘を受けた演奏だからに他ならない。今回7番が入荷した。7番はLXT番号ではなくクロイツェルより2年早い1950年LK 4034なる初期シリーズで発売された。クロイツェルより更に希少なLPである。クロイツェルよりマイナーな曲だが、ロスタルの演奏は殆どSP時代の演奏であり、このようなスタイルをLPで聴けること自体が奇跡といってよい。日本ではロスタルを知る人も少ないだろう。あらゆるVn奏者の中でも10指に入る名手であると信じる。恐ろしいほどナイーブな演奏はまるで壊れ物のようにデリケートである。一度でも聴いたら忘れられないVn奏者となるだろう。

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