商品コード:1314-017p[DECCA] ウィーン八重奏団/ シューベルト:八重奏曲
商品コード: 1314-017p
商品詳細:ウィーン八重奏団はモーツァルト好きでなくとも注目すべき団体である事はご存知の通り。1947年当時ウィーンpo.のコンマスW.ボスコフスキーが弟のCl首席奏者アルフレート・ボスコフスキーを中心に結成した5弦3管のEns.で、よくウィーンpo.のミニチュアと呼ばれる。現在でも続いている。またウィーンpo.派生のEns.の中でも傑出した団体。そしてこの曲はメンバー全員参加の十八番とする曲。1954年4月の初回モノラル録音、ムジークフェラインザール。ウィーンの風が吹いてくるような気分。シューベルトの八重奏曲はシューベルトの円熟期を代表する傑作の一つである。同時期の作品では短調が多い中、八重奏曲はヘ長調でシューベルトの明るく温かくて柔和な一面を表している。6つの楽章から成るクラリネット1、ファゴット1、ホルン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1が起用されるウィーン八重奏団には打ってつけの曲であり、この曲に合わせた8人構成なのではと思ってしまうのも納得で、ウィーン八重奏団を創設した目的はシューベルトの八重奏曲を演奏するためであったとも言われている。録音時のメンバーはウィリー・ボスコフスキー、フィリップ・マタイス(ヴァイオリン)、ギュンター・ブライテンバッハ(ヴィオラ)、ニコラウス・ヒュープナー(チェロ)、ヨハン・クルンプ(コントラバス)、アルフレート・ボスコフスキー(クラリネット)、ヨーゼフ・フェレバ(ホルン)、オットー・ニッチュ(ホルン)、ルドルフ・ハンツル(ファゴット)で全員初代メンバーと思われる。1954年にモノラル録音されシューベルト:八重奏曲の名演としてこれを凌駕する演奏にはまだお目にかかっていない。ウィーン風味の濃厚な名演! 彼らは1958年に2回目の録音を行った。
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