商品コード:1314-006[PANTHEON] B.ギンペル(vn)/ シベリウス:Vn協奏曲

[ 1314-006 ] Bronislaw Gimpel - Sibelius / Glazounow, Hokan von Eichwald, Pro Musica Orchester Stuttgart – Violinkonzert A-moll Op. 82 / Violinkonzert D-moll, Op. 47



通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1314-006

作品名:シベリウス:Vn協奏曲Op.47/ --Allegro Moderato-- | --Adagio Di Molto-- Allegro Ma Non Tanto
演奏者:B.ギンペル(vn)H.v.アイヒヴァルト指揮シュトゥットガルト・プロ・ムジカo.
プレス国:フランス, France
レーベル:PANTHEON
レコード番号:XPV 1031
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7 : RVGの刻印あり(ルディ・ヴァン・ゲルダーのカッティングを示す)
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀内溝, センターホール上にMade in 33 1/3 France, フラット重量, 表記されたレコード番号:XPV 1031, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XPV 1160 /XPV 1161 (手書き文字スタンパー・OPERA/Pathéタイプ), 独OPERAマスターを示すXPV ***で始まるOPERA型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M3 172994/M3 172995, 再補助マトリクス:ストレート・パテキュラー(Patéculaire)・XPRAT 30250/XPRAT 30251, 他に手書きでRVGの刻印あり(ルディ・ヴァン・ゲルダーのカッティングを示す), ドイツ型本体とストレートタイプのMスタンパー/パテキュラーの3種併存Pathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, フラット盤の最初期分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 独OPERA?音源の仏PANTHEON制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのオリジナル, original in Fr
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面ツヤペラ, 11時に青ベース▻PANTHĒON, 裏面6時にProduction PANTHĒON, , 表記されたジャケット番号:XPV 1031, Price Code:なし, ジャケ背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Production PANTHĒONP, 印刷:Imprimé L. Jearrot-Paris, フランスにこれより古いジャケット存在せず, フランスに12"存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr
トピックス:1956年頃ドイツ・シュトットガルトでのモノラル録音, 録音詳細不明, ドイツでは Europäischer Phonoklub Verlags-GmbHによりコピーライト登録・同年Opera:1046(盤はPantheon:XP 2680)にて初リリース, 但しOperaはグラズノフ/シベリウスの2曲カップリングの12"のみの発売, 米VOXでは入荷も資料もなく発売されたのか不明, 独Opera音源が濃厚である, フランスでは1967年頃シベリウス1曲入り10"が仏PANTHEON:XPV 1031(当装丁)にて初リリース, フランスでグラズノフは10"・仏PANTHEON:XPV 1069(+パガニーニ:1番Op.6)とのカップリングでリリースされた

商品詳細:仏ではPANTHEONとVOXは入り乱れているが、どちらもパテ・プレス。VOX系音源で最も音が良いプレスだろう。ロシア出身のギンペルにとって、シベリウスの音楽は身近に感じると思う。寒さの体験という共通の皮膚感覚を有する人間の方が、理解が深いはずだ。この曲に名演は多い。しかし、有名な演者になればなる程、個人の味というものが出て来て、曲を聴くという目的から離れてゆく。その点、ギンペルは自身を消すがごとく、曲と一体になり、曲に奉仕するソリストだ。ドイツではOpera:1046の12"盤でリリースされグラズノフ/シベリウスの2曲カップリングで1956年に発売された。フランスではシベリウス1曲入りの10"で発売された。米VOX録音と思われるが入荷がなく発売形態は不明。Opera録音かもしれない。ギンペルのシベリウスは1956年4月21-22日ヨッフム/ベルリンpo.でのライブ録音も存在するがLPは未発売。ブロニスワフ・ギンペル (1911-1979)は現在のウクライナ・リヴィウの生まれ。8歳でリヴォフ音楽院のモリッツ・ヴォルフシュタールに師事。1922年よりウィーン音楽院でローベルト・ポラックに師事。14歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演してゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を演奏する。翌年、イタリアで精力的な演奏旅行を行い、歴史的な大成功を収める。これによってヴィットーリオ・エマヌエーレ3世やピウス11世の御前演奏を披露したほか、パガニーニの墓前で演奏するべく招かれて、この伝説のヴィルトゥオーゾの愛器グァルネリを弾いた。その後ヨーロッパ各地や南米で演奏旅行を行った。1930年にベルリン高等音楽学校に在籍し、カール・フレッシュの薫陶を受ける。その後はソリストとして活動を続けながら、ケーニヒスベルクやイェーテボリに職を得た。1937年に渡米。第2次世界大戦が勃発したためロサンジェルスに移り、ロサンジェルス・フィルハーモニックのコンサート・マスターに就任した。1942年から終戦まで米国陸軍に従軍してから、ヨーロッパで演奏活動を再開する。1963年には、ウワディスワフ・シュピルマンらとワルシャワ・ピアノ四重奏団を結成した。米国に帰化していた。1950年代初頭よりVOX中心に精力的な録音を行った。ギンペルは欧州系の端正かつ艶やかな音色を持つ。表情も繊細且つ上品で、よく香り立つ音を出す。これまで米国VOXで聴かれていた為か、ギンペルの本当の音が伝わっていなかったのではと思われる。フランス盤で聴けばギンペルの良さは十分理解されるだろう。何方も伸び伸びとカッティングされている。パテプレスなので弦の音色は大変良い。

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