商品コード:1315-063[PHILIPS] E.ヨッフム指揮/ R.シュトラウス:管弦楽曲集

[ 1315-063 ] Richard Strauss, Concertgebouw Orchestra Of Amsterdam, Eugen Jochum – Don Juan; Till Eulenspiegel; Rosenkavalier Waltzes


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商品コード: 1315-063

作品名:R.シュトラウス:管弦楽曲集/交響詩「ドン・ファン」Op.20,楽劇「ばらの騎士」Op.59~第2ワルツ | 楽劇「ばらの騎士」Op.59~第1ワルツ,交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
演奏者:E.ヨッフム指揮コンセルトヘボウo.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 066 AY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のラミネート浮きあり
キズ情報:A面3時に極小4回+断続的に6回出るスレあり
レーベルタイプ:【オランダでのステレオ・第2版】---アズキ/銀HI-FI STEREO内溝,表面ツルツル,5時に銀文字でMade in Holland(ラウンド・逆さ文字)・横文字あり,グルーヴガード厚手,表記されたレコード番号:835 066 AY,Price Code:なし,Rights Society:BIEM,(P)なし,スタンパー/マトリクス:10A AA 835 066 1Y 3 670 111/10A AA 835 066 2Y 3 670 112 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ),PHILIPS規格のステレオ製造を示す10A AA ***で始まりレコード番号を含むオランダ専用スタンパー使用,オランダの670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す,補助マトリクス:なし,再補助マトリクス:なし ,1960年代のスタンパーによる1962年頃製造分,旧番号存在せず,横書きMade in HollandのHI-FI STEREOレーベルが存在する,オランダでこれより古いステレオレーベル存在する,オランダでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない,更に古いマトリクス存在する(1Y1/2Y1が最古),モノラル存在する,RIAAカーヴである,カッティング・マスター:PolyGram Record Service B.V.Baarn.の技師,PHILIPS音源のPHILIPS制作プレス,工場:Philips Phonografische Industrie,英語表記・蘭/英語圏流通分,オランダでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Nl.
ジャケット:【オランダでのステレオ・オリジナル】---表コートペラ,10時に銀文字・Hi-Fi STEREO,表記されたジャケット番号:835 066 AY,Price Code:なし,背文字:なし(初期の証拠),ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:N.V. Philips Phonografische Industrie,印刷:記載なし・オランダ製,Hi-Fi-Stereoロゴ付きの最初期分,これより古いステレオジャケット存在せず,オランダでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Nl.
トピックス:1960年6月10-11日アムステルダム・コンセルトヘボウでのモノラル/ステレオ録音, オランダでは1960年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 02060 L/835 066 AY(アズキ/銀HI-FI STEREO内溝・横文字Made in Hollandレーベル・当ジャケット入り)にて初リリース→1962年頃同一番号・アズキ/銀HI-FI STEREO内溝・ラウンド・逆さ文字Made in Hollandレーベル・当ジャケット入り(当盤)→1969年頃赤/銀3本線レーベル--と変遷する, これは1962年頃製造のステレオ第2版盤がオリジナル・ジャケットに入るケースでステレオ第2版である, 英国では英PHILIP:ABL 3377/SABL 201(アズキ/銀HI-FI STEREO内溝(12時にラウンドPHILIPS)にて初リリース, 「ドン・ファン」と「ティル・オイレンシュピーゲル」の2曲はコンセルトヘボウo.と旧モノラル録音あり, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:オイゲン・ヨッフム(1902-1987)はドイツ帝国時代のバイエルン王国アウクスブルク近郊のバーベンハウゼン生まれの指揮者。ミュンヘン音楽大学でヘルマン・フォン・ヴァルタースハウゼンに作曲を学ぶが、途中で専攻を指揮へと変更し、ジークムント・フォン・ハウゼッガーに師事する。ハウゼッガーは、アントン・ブルックナーの交響曲第9番原典版の初演及び初録音を手掛けた人物である。国際ブルックナー協会の会長も務め、ブルックナー交響曲全集を2度完成したブルックナー指揮者として知られる。DGGでは2つの異なるオケを振って最初の一人指揮者によるベートーヴェン交響曲全曲録音を行ったことが有名である。1959年アムステルダ・コンセルトヘボウo.の首席指揮者が急逝した際、若きオランダ人指揮者ベルナルト・ハイティンクが常任指揮者に抜擢された(オランダ人以外は不可)。しかし、その若さと実力に不安があったため、ベテランのドイツ人指揮者オイゲン・ヨッフムが補佐として常任指揮者に加わり、変則的な双頭体制に入った。1961-1964年までコンセルトヘボウo.の双頭首席指揮者となった時点で籍は自動的にPHILIPSに変わり、PHILIPSへコンセルトヘボウo.との録音を行う事になる。これは1960年の録音だが、既にコンセルトヘボウo.の首席指揮者に決定した後の録音であり、手始めの録音だったのだろう。メジャー交響曲ではなく、R.シュトラウスの管弦楽を選んだのはPHILIPSとの協議の上であろう。1964年にハイティンクが独り立ちした後は、すっかり新生コンセルトヘボウo.となり、昔の音は聴かれなくなったが、1960年はベイヌム時代~ハイティンク時代への過渡期といえる。録音も良く、申し分ない演奏であり、同じ時期に録音したモーツァルト:交響曲第36番/38番と同様に軽快且つスムースで良い時期の録音。1964年にコンセルトヘボウo.を退任したヨッフムはその後もこの縁を繋ぎ、1967年にはベートーヴェンの交響曲全集を録音しおり、1980年代まで度々共演・録音していた。熟練の指揮者だけに余裕たっぷりで遊び心さえ垣間見える秀演である。HI-FI STEREOの音も非常に良く、ダイナミック且つクリアー!

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