商品コード:1315-035[DECCA] I.デイヴィス(pf) / ピアノ・リサイタル/リスト, ショパン, モシュコフスキ 他
商品コード: 1315-035
商品詳細:イヴァン・デイヴィス( 1932- 2018)はアメリカ合衆国出身の男性ピアノ奏者。テキサス州エレクトラの出身。12歳で叔母にピアノの手ほどきを受け、北テキサス大学ミュージック・カレッジでシルヴィオ・ションティに師事。フルブライト奨学金を得てサンタ・チェチーリア国立アカデミアでカルロ・ゼッキの薫陶を受けた。1956年にフェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得。1959年にニューヨークでリサイタルを開いてデビューを飾った。1960年にはニューヨーク・タウン・ホールで行われたフランツ・リスト・ピアノ・コンクールで優勝。故ウラディミール・ホロヴィッツに師事し、同じくホロヴィッツに師事したマルタ・アルゲリッチとも交流があった。1966年よりフロリダ州のマイアミ大学で教鞭を執る。1960年、彼はCBSレコードと契約し、60回のコンサート・クロスカントリー・ツアーを開始した。彼は、ニューヨークフィル・ハーモニー管弦楽団、クリーブランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、スペイン国立管弦楽団など、いくつかの主要なオーケストラと共に世界をツアーした。オーマンディ、ロリン・マゼールなどの世界的に有名な指揮者の下で演奏した。録音の大半が米国の為か日本での知名度は殆どないに等しい。米国スタイルが身に付いたピアニストである。クリアーなタッチで技巧派である。DECCA録音は当盤だけではないかと思われる。超希少盤でED3がオリジナル。今回再版だが希少である。ロシア人のような超絶技巧を駆使した凄みのあるリサイタル盤で8曲入り。内容はかなり通好みの選曲で、わざわざマイナーななっ曲ばかりを集めたプロ向けの曲集という趣向である。自信があるのだろう。確かによく回る手は完全な技巧派として堂々たる腕前を誇るが単に難曲を見せびらかすというわけではないようである。演奏や選曲、曲順にも意図があるようで、1枚のピアノ物語のような趣向を持ったLPである。決してうるさいLPではない。完全な技術に立脚した見事な芸術作品!ED3レーベルが初出だがED4でも十分音質は良く楽しめる高音質録音!
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