商品コード:1315-014p[L'OISEAU LYRE] G.L.ヨッフム指揮バンベルクso. / モーツァルト:交響曲27, 30番
商品コード: 1315-014p
商品詳細:1909年独生まれのゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(Georg Ludwig Jochum)は、大指揮者オイゲン・ヨッフムの弟。アウクスブルクのレオポルト・モーツァルト音楽大学を経てミュンヘン音楽院に進学し、ヨゼフ・ペンバウアー、ジークムント・フォン・ハウゼッガー、ヨゼフ・ハースの各氏に師事。1932年にミュンスター市の音楽監督に就任し、1934年にフランクフルト・ムゼウム管弦楽団の指揮者に転出した。1937年にプラウエン市の音楽監督になり、ナチスに入党。1940年にリンツ市の音楽監督になり、リンツ市立劇場およびリンツ市立管弦楽団を指揮。1943年にアドルフ・ヒトラーの命でリンツ・ブルックナー管弦楽団に改名された際には専属指揮者を務めた。第二次世界大戦後は非ナチ化裁判を受け、1946年からデュースブルク市の音楽総監督の任に当たり、その間の1948年から翌年までバンベルク交響楽団の専任指揮者を務めた。1958年にはデュースブルク音楽院の院長となったが、1968年に引退した。1970年にミュールハイム・アン・デア・ルールにて没。録音は、意外にもURANIA、Pathe、ODEON、Imperial等、マイナー・レーベルにポツポツある。但し、全てモノラル期で、ステレオ期に入る'60年頃には録音をしていない。これは彼唯一のモーツァルトで、'50年代当時としては、なかなか画期的な内容だ。古めかしい所はあまり感じられない。モノラル期特有の腰の据わった安定的な音で、意外なほど弾みがあり、良い演奏だと思う。録音の数は兄ほど多くはないが、得意としていたブルックナーの交響曲(第1/2/3/5/6/9番)などが残されており現在でも聴くことができる。
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