商品コード:REG-3188[独RCA] J.ゴールウェイ(fl) T.ニニック指揮/ バッハ:Fl協奏曲B.1056, B.1059,B.35, 他
商品コード: REG-3188
商品詳細:フルート奏者ジェームズ・ゴールウェイ(1939-)はアイルランド島の英国領北アイルランド・ベルファスト出身のアイルランド系イギリス人。ソリストとして数々の名声を獲得し、現役では最高ランクののフルート奏者の一人。エリザベス2世より1979年に大英帝国勲章を、2001年にはナイトの称号を授かっている。ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を経て、1969年、ヘルベルト・フォン・カラヤン率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受け合格し、1969年から1975年まで首席フルート奏者を務めた。1976年からはソリストとして活躍。映画『ロード・オブ・ザ・リング』のサウンドトラックでも演奏を披露している。現在は指揮者として、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席客演指揮者も務めている。カラヤンとは不仲だったらしい。来日も多く日本にゴールウェイのファンは多い。現在は指揮者として活動している。1982年に来日し、新宿厚生年金ホールでヴィヴァルディ「四季」(フルートとオーケストラのための編曲)を吹き振りした。オーケストラは日本フィル。吹くべき箇所を飛ばして次に進んでしまったらしく、途中で演奏を止めて演奏を最初からやり直した。前代未聞らしい。演奏終了後、ゴールウェイは楽団員に向かって「集中力がなくなってしまって、ごめんなさい」と謝ったそうな。誤魔化すより、よっぽど正直で好感が持てますね!---(フォーカス誌1982年10月8日号より)。1950/1960年代の名手たちのようなカリスマは感じない。真面目にフルートを吹く職人的な演奏であった。他の録音はあまり聴いていないので何とも断言できないが、実力より評判が先行してしまった感は否めない。大柄で人の良いアイルランドのおじさんという雰囲気だが実演ではなかなか凄い技巧を披露し、「黄金のフルートを持つ男」という愛称を持つらしいが正直録音ではごく普通に感じてしまう。
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