商品コード:1316-049p[COLUMBIA] G.ショルシャニー(pf) / バルトーク:ミクロコスモス第5巻
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商品詳細:ショルシャニーの同一シリーズのバッハ・リサイタルは高額レア盤。かなり通好み!カッサンドル工房の美しいジャケ!ジョルジュ・ショルシャニーというピアニストは、日本ではまだまだ耳慣れないハンガリー人ピアニスト。地味ではあるが、弱音部の表現力は、この人独特のものがある。一聴、大人しく感じられるかも知れないが、聴き進むうちにショルシャニーの世界に知らずと引き込まれる。彼には、楽譜の裏に潜む、彼だけに見える部分があるように感じる。テンポ感がある。ジョルジュ・ショルシャニー(1922-1988)はハンガリーのブダペスト生まれのピアニスト。ブダペスト音楽院を卒業し18歳でエルンスト・フォン・ドホナーニに弟子入りし、2年後に「芸術家の卒業証書」を取得し、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団で公式デビューを果たした。1946年11月パリでマルグリット・ロンに師事。同世代の最も偉大なピアニストの一人として国際的に認められ、ドイツ、イギリス、オランダ、ベルギー、イタリアで演奏し、ナポリ国際コンクールで一等賞を受賞した。彼はベーラ・バルトークの『ミクロコスモス』全6巻を録音した。フランスレーベル、EMI系レーベルに多くのソロ、室内楽録音を残した。ショルシャニーに関する情報はネット界隈にも極めて少ない。日本には殆ど紹介されないままのピアニストだったと思われる。仏COLUMBIAとLes Discophiles Françaisにそこそこの量の録音を残している。明確な打鍵を持つが強打でうるさいタイプのピアニストではない。正確な技巧を武器とするも、何方かといえば技巧は全面に出さず、流れで聴かせる古典的スタイルである。ベートーヴェンでは特に明快なタッチで進行するが決して冷たい印象は受けない。どこか温かみを感じる技巧派である。これはバルトークのピアノ作品だけを1枚のLPに収めたもの。1957年頃モノラルのみで発売された。バルトークも近年では通常のロマン派作品と同等に聴かれるようになってきた。作曲手法的に歴史上重要な作曲家である。「ミクロコスモス」、「子供のために」は長尺作品で知られ、全曲聴くことは体力的にも大変な事であるが、1枚にピアノ版だけが収まる当盤は扱いやすい。ハンガリー人による演奏という点でも信頼感は強い。ショルシャニーはかなりアグレッシブな演奏で紹介していて、いかにも本物を感じさせる。
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