商品コード:1316-048b[COLUMBIA] C.ブリュック指揮/ プロコフィエフ:交響曲3番, アメリカ序曲
商品コード: 1316-048b
商品詳細:シャルル・ブリュック( 1911 - 1995)はオーストリア=ハンガリー帝国領ティミショアラ(現ルーマニア)の生まれの指揮者。1928年にウィーン音楽院でピアノと作曲を学んだのちにパリに遊学し、エコールノルマル音楽院でアルフレッド・コルトー、ナディア・ブーランジェ、ヴラド・ペルルミュテールの各氏に師事した。1934年からはピエール・モントゥーに指揮法を習い、モントゥーがサンフランシスコに移った時には助手として付き添った。1939年にはフランス国籍を取得し、第二次世界大戦に際してはレジスタンス活動に従事した。1950年からオランダ歌劇場の指揮者を務め、1955年にはストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に転出。更に1965年にはフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に移籍し、1970年まで務めている。 1969年には、師のモントゥーがアメリカ合衆国メイン州ハンコックに開設していた指揮者学校の教師になり、没年まで務めた。1995年ハンコックで没した。日本ではほぼ無名の指揮者だろう。有名なコーガンのブラームスとパガニーニ1番のVn協奏曲でパリ音楽院o.を振って録音しているので名前だけはご存じかもしれない。ブリュックは意外にもプロコフィエフが好きだったようでVEGAにプロコフィエフ:歌劇「炎の天使」という大作を録音している。恐らくLPでの初録音だったと思われる。また仏COLUMBIAに交響曲2/3番の2曲をモノラル録音していたことは殆ど知られていない。プレスが少なかったようで入荷が少ないのが原因と思われる。1/4番は録音がないと思われる。全曲録音があれば、それは話題となっただろう。オケは何方もフランス国立放送o.。プロコフィエフの交響曲は当時フランスでさほど人気があったとは思えない。本人に興味がなけれが録音までに至る曲ではなかった。聴いた限り、大胆なほどオケを鳴らして元気いっぱいの演奏といえる。ロシア勢とは異なる原色をパレットにぶちまけたような節操の無ささえ感じるこれもプロコフィエフらしさなのだろう。2/3番とも共通している。
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