商品コード:1316-022[ERATO] P.ピエルロ(ob) J.ランスロ(cl) P.オンニュ(fg) / モーツァルト:木管三重奏のための5つのディヴェルティメント(全5曲)
商品コード: 1316-022
商品詳細:録音されることの少ない木管三重奏。フランスのトップ奏者3人の組み合わせとなれば、聴かずとも内容は想像がつく。フランスのエスプリが香り立つ演奏だ。ふくよかで柔らかい木管楽器の音は、人肌に優しい。モーツァルトが好んで作曲した木管楽器の為のディヴェルティメント群。木管楽器3本なら他の組み合わせも可能で、バセットホルン3本というものまである。短い曲がたくさん繋がるが、どこを取り出してもモーツァルトが現れる。現在はケッヘル第3版のK.439bという番号で、当時はケッヘル初版の「K.Anh.229」という番号だった。全曲の出版は1813年、ジムロック(ボン)から「6つのセレナード」とされる。 そのときの楽器編成は「クラリネット2、ファゴット1」で、それに「ホルン2」が追加。 ただし、ホルンのパートは稚拙であるといわれる。ここにはない第6番はモーツァルトのオペラから編曲されたものであり、6曲セットの作品構成にするため別人が追加したと思われている。その後、1877~83年の「旧全集」の編纂において、レヴィツキは後世に加えられたと思われる部分を排除して「2つのクラリネットとファゴットのための5つのディヴェルティメント 変ロ長調」とし、1783~85年の作とした。1991年の新全集で真作とされている。古くから様々な組み合わせによる演奏が行われ、楽章の構成や調性も違う。弦楽三重奏曲とした版(K.Anh.229a)や、レーベルクによるピアノ曲版もある。ここではオーボエ、クラリネット、ファゴットで演奏される。ケッヘル第3版からK3.439bになっている。
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