商品コード:1318-061[ERATO] G.シェベーク(pf) / リスト:Pf作品集

[ 1318-061 ] György Sebök Liszt



通常価格:¥ 3,850 税込

¥ 3,850 税込      

商品コード: 1318-061

作品名:リスト:Pf作品集/メフィスト・ワルツ, スペイン狂詩曲 | バッハの動機による変奏曲, 詩的で宗教的な調べ~第5曲 パーテル・ノステル(Pater Noster ), 巡礼の年 「第3年」~第7曲 心を高めよ(Sursum corda)
演奏者:G.シェベーク(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3067
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---濃緑白竪琴外溝, 外周3cmの盛上り(カマボコ)あり, 9時にMede in France(横黒文字), 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33 1/3, 表記されたレコード番号:LDE 3067, Price Code:なし, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LDE-3067-A4-/LDE-3067-B3- (手書き文字スタンパー・ERATOタイプ), ERATOモノラル製造を示すLDE***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, カッティング担当は不明, 1950年代製造のスタンパーによる1959年頃製分, 旧番号存在せず, 緑白竪琴中溝レーベル・フラット盤存在する(1957年頃分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, ERATO音源のERATO製作プレス不明, 製造:不明, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---返両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:LDE 3067, Price Code:なし, 背文字:あり:(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disque ERATO S.A., 印刷:Imp. Fabre et C ¹e-Paris, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1956年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1957年頃Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:LDE 3067(緑白竪琴中溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入り)にて初リリース→1959年頃同一番号・濃緑白竪琴外溝レーベル・フラット盤・当ジャッケット入り(当盤)に変更, シェベークはERATOに7点の10"ソロ録音と13点の12"ソロ録音と4点の協奏曲を残している, これは12"ソロの最初から3枚目のLP, これはその第2版である, ERATO・モノラル期で最も多くの録音を残したピアニストと思われる, ハンガリー生まれのGyörgy Sebök (1922-1999), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ハンガリー出身のシェベークというピアニストは、日本ではまだほとんど無名に近い存在だが、人気が出てきている。それもそのはず、この人のピアノには一見地味ではあるが、正攻法に弾いた味わい深さが並外れてあり、特にプロの音楽家に好まれている。リストは最近人気が低いが、フォルテを強打音のみに頼る演奏が多いからではないだろうか。うるさいだけである。彼のリストは、一味も二味も違う。音楽の深みが濃厚であり、楽しいリストなのである。ジェルジ・シェベーク(1922- 1999)はハンガリーのセゲドの生まれ。11歳でソロ・リサイタルを開き、14歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番をフリッチャイ・フェレンツと共演するなど、神童振りを発揮した。16歳のときにリスト・フェレンツ音楽大学に入学してコダーイ・ゾルターンやヴェイネル・レオーらの薫陶を受け、卒業後は欧米やロシアなどで演奏活動を始め、ヤーノシュ・シュタルケルらとも度々共演を重ねた。1949年からはブダペストのバルトーク・ベーラ音楽高等学校のピアノ科教諭に就任するも、1956年のハンガリー動乱の影響でパリに亡命を余儀なくされた。このとき、シュタルケルの援助によってブルーミントンのインディアナ大学の教授となった。また、ベルリン高等音楽院や桐朋学園大学などにも招かれてマスター・クラスを開き、後進の指導に熱心に当たった。欧州ではERATOとPHILIPSを中心に非常に多くの録音を残すも、その大半が室内楽である。ヤーノシュ、グリュミオーらが好んでシェベークの伴奏を希望するようである。それでもERATOではソロ録音が多い。そのどれもがさすがと思わせる風格と感性に溢れた演奏ばかり。モーツァルトは数枚あるようだ。彼のモーツァルトは、がっちりとした構成で、ゆっくりしたテンポで山のようにそびえ立つ男性的スタイル。研ぎ澄まされた間の取り方は、名人のみが表現できるもの。一音の重みはギーゼキングに匹敵し、ギーゼキングには無い華やぎをも有す。ERATOモノラル期に多くの録音を残した。中でもショパンは得意としたがリストはハンガリー人ピアニストが得意とする作品で、シェベークも同様である。リストの持つデモーニッシュな表情までしっかり表現できる多能なピアニスト。聴く程に良さが滲み出る演奏である。バッハの動機による変奏曲は正式には「バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲 S180/R24」という長い名称で、バッハ作品をモチーフに使ったオリジナル作品のような変奏曲。カンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき BWV12」の第2曲に出てくる通奏低音をモチーフにして作られた冒頭主題は、低音の和音が厳粛で威圧的な力強さがあり、畏れを抱かせるような絶対的な何かも感じられる。リストにより更に劇的に脚色されている。録音は少ないのでバッハ好きの方には面白いと思われる。

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