商品コード:1318-058[ERATO] J.ドワイヤン(pf) パスキエ・トリオ / フォーレ:Pf四重奏曲2番, Pfトリオ

[ 1318-058 ] Fauré - Trio Pasquier, Jean Doyen



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商品コード: 1318-058

作品名:フォーレ:Pf四重奏曲2番Op.45-- 1. Allegro Molto Moderato-- 2. Allegro Molto--3. Adagio Non Troppo-- | -- 4. Allegro Molto, PfトリオOp.120
演奏者:J.ドワイヤン(pf)パスキエ・トリオ
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3064
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 7としても問題ないレベルの軽度な難
評価/ジャケット:A : Sに近い美品
キズ情報:B面11時に微かに25回出る小スレあり, すぐ後に3cmの無音へアラインあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---濃緑白竪琴浅内溝, 9時にMede in France(横黒文字), 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LDE 3064, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, スタンパー/マトリクス:LDE-3064-A3-/LDE 3064-B5- (手書き文字スタンパー・不明タイプ), ERATO録音を示すLDE***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にMede in Franceの刻印, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1950年代スタンパーによる1958年頃製造分, 同一レーベルだが更に深い内溝レーベルが存在する(極僅かな違い・同1958年初期), 中溝レーベル・フラット盤は存在せず, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, ERATO音源のERATO製作プレス不明, 工場:不明, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスでの第2版】---赤系折返両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:LDE 3064, Price Code:Artistique, 背文字:あり:(黒色・白背景・上下絞り赤), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・色違いの旧タイプあり), 製作:Disque ERATO S.A., 印刷:Dillard et Cie. Imp. Paris, 同一デザインで灰青色ヴァージョンの折返表コートベロ付きジャケットが存在する(1958年分), これより古いジャケット存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1957年5月パリ・パル・デ・フローでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:LDE 3064(濃緑白竪琴深内溝レーベル・ベロ付き灰青色ジャケット入り)にて初リリース, 1958年アカデミー・ディスク受賞, これは1958年後期製造のオリジナルタイプ盤が1960年頃製造の第2版ジャケットに入るケースで殆どオリジナルに近い(盤は僅かな違いでオリジナル・タイプ), Pf四重奏曲1番の仏COLUMBIAと2大名演の一つ, ステレオは存在しない, ビニール焼けがある盤が多いがこれにはない, 市場にある多くのプレスが1960年以降のカマボコ厚手盤の仏PHILIPSプレスであるのが現状, 当盤は少なくとも1950年代プレスで間違いない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, Pf四重奏曲1番はM.ロン/パスキエ・トリオで1956年仏COLUMBIA:FC 1057で発売されている

商品詳細:定評のあるパスキエ・トリオによるフランス作品。この曲も数多の芸術家達が熱く語ってくれる。セピア色のパリへと聴き手を案内してくれる。暫し現実を忘れてタイムスリップするための薬のようなレコードである。この薬、再版からは極度に効能が落ちるのでご注意を! 夢見心地の朝靄に煙る1900年代のパリが浮かんでくる。このLPを聴かずしてフォーレは語れない。ジャケの色は数パターンあり。ピアノのドワイヤンは兄のジャン・ドワイヤン。ジャン・ドワイヤン( 1907- 1982)はご存じ、日本でも人気の女性ピアニストであるジネット・ドワイヤンの兄である。日本では妹のジネットのほうが先に有名になったが、フランスに於いてはジャン・ドワイヤンは1941年から師のマルグリット・ロンの後任としてパリ音楽院の教授に就任し、1977年まで在任した名ピアニストとして名を知られる。1937年にはパリ音楽院からフォーレ賞を贈られている。娘のジュヌヴィエーヴ・ドワイアンもピアニストでピアニスト一家である。ジャン・ドワイヤンの3歳年上には「ラヴェル弾き」ペルルミュテルがいる。作曲家本人に指導を受け、後に校訂譜を出すに至ったペルルミュテルの演奏が揺るぎない事は確かだが、それで他の演奏者が残した録音の価値が落ちる訳ではない。同時代に生きた演奏家が自らの解釈とともに残した貴重な録音である。非常に珍しく、耳にする機会が少ないが、知る人ぞ知る名演。ラヴェルを得意とするがフランス作品全般が良いことは勿論である。ウィキペディアではジャン・ドワイアンという表記になっているがそれは正しくない。正確な発音はドワイヤンで間違いない。パスキエ・トリオは1927年に結成された。フランスのヴィオラ奏者、ピエール・パスキエ(1902-1986)はトゥールに生まれ、モーリス・ヴューに師事。1927年にパリ音楽院を卒業してすぐに、弟でヴァイオリニストのジャン・パスキエ(1903-1992)、末弟でチェロ奏者のエティエンヌ・パスキエ(1905-1997)とともにパスキエ・トリオを結成。1974年まで、約半世紀の長きにわたって演奏会に、レコードに活躍した。1934年にはフランス・パテ社にベートーヴェンの弦楽三重奏曲ハ短調Op.9-3を録音し、レコード・デビュー。翌1935年にはSP時代の名盤として知られるモーツァルトのディヴェルティメントK.563を録音し、世界に名声を轟かせた。3兄弟という利点から息はピッタリと合い、非常に穏やかで優しい語り口ながら含蓄の深さのわりにあっさり淡々と弾き進む。パスキエ・トリオの地味で自然体的演奏は、聴く人に沢山のことを喚起することになる。フォーレといういかにもフランス的な音楽もパスキエ・トリオの手に掛かれば、独壇場のごとく、その気分を完全な形で味わうことができる。1番は1956年にM.ロンと録音していた。

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