商品詳細：あるフランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた膨大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。ご興味のある方は是非この機会に!今回は「ベーラ・シキ」。ベーラ・シキ(1923-2020)はハンガリー生まれの男性ピアニスト。ブダペストのフランツ・リスト音楽院でレオ・ヴァイナーとエルネスト・フォン・ドホナーニに師事した。1945年にスイスに移住し、ディヌ・リパッティに師事し、1948年のジュネーブ・コンクールで優勝した。彼の国際的なソロキャリアにより、彼は著名な指揮者やオーケストラとともに五大陸すべてで演奏旅行を行った。1965年に米国に移住し、シアトルのワシントン大学で教鞭を執る。1980年～1985年の間、シンシナティ大学音楽院で教鞭を執り、1985年にシアトルに戻り、2001年に退職するまで教鞭を執った。彼は教師でもあり、リーズ、ジュネーブ、ボルツァーノなどの国際音楽コンクールの審査員を依頼されることも多かった。彼の生徒には、キャスリン・セルビー、アントン・ネル、デビッド・ボラードが含まれていた。シキは2020年10月29日にシアトルで97歳で亡くなった。最初の録音は英PARLOPHONE-ODEONに入れたショパンのバラード全集と思われる。その後、英COLUMBIA、Pye Records、CHS系と1980年代まで録音があったと思われる。日本では知る人ぞ知るというレベルのピアニストだが。一部に熱烈なファンが居ることで知られる。今回5枚だが、最初の33CX 1416のリストは当社初入荷の希少タイトル! この1枚でもとが取れる!個性的でインパクトのある情熱的ピアニスト。

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