商品コード:1318-035[ASTRÉE] ヴェーグQt. / バルトーク:弦楽四重奏曲5, 6番

[ 1318-035 ] Bartók - Quatuor Végh – Les Quatuors - Tome III: Quatuor N° 5 (1934) / Quatuor N° 6 (1939)



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商品コード: 1318-035

作品名:バルトーク:弦楽四重奏曲全集-3/弦楽四重奏曲5番 Sz.102 | 弦楽四重奏曲6番Sz.114
演奏者:ヴェーグQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 69
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのASTRÉEでのオリジナル・タイプ】----灰青/銀土手, 6時にSTÉRÉO, グルーヴガード厚, , 表記されたレコード番号:AS 69, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:SX 537 1Y 2 670 114 04/SX 538 2Y 1 670 121 04 (ラウンド文字スタンパー・Valois/仏PHILIPSタイプ), Valoisマスターを使ったステレオ製造を示すSX***で始まりレコード番号を含まない専用のマトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではなく仏PHILIPSプレス, 1980年代スタンパーを用いた1980年頃の製造分, Valoisに旧番号あり, Valoisで1973年に発売された音源のASTRÉE製造分の初出, ASTRÉEには一貫した製造体制はない(両面で異なる場合もある), ASTRÉEでは最古レーベル・最厚プレスの一つと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Valois音源によるASTRÉE制作仏PHILIPSプレス, 他の工場によるプレスは存在すると思われるが序列は不明, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある(今回がそれ), 製造:Polygram Industries Messageries, ASTRÉEの場合全てオリジナル・タイプとしている, original type
ジャケット:【フランスでのASTRÉEでのオリジナル・タイプ】---茶色系見開両面コート背黒, 表記されたジャケット番号:AS 69, Price Code:HM 61, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1973(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではないValoisに旧番号あり), 製作:Astrée.by Michel Bernstein., 印刷:Imprimé Glory. 92604 Asnières, , 供給:Harmonia Mundi Fr., Valoisに旧番号あるがASTRÉEでこれより古いジャケット存在せず・但し色の濃淡または色違いよるヴァージョン違いあり, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1972年4/7月スイス・La Chaux-de-Fonds・ Salle De Musique・でのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Michel Bernstein, 1972年頃Harry Halbreich and Disques VALOISによりコピーライト登録・同年VALOIS:単売3枚がMB 967/MB 968/MB 969(灰青/銀土手レーベル・蓋付見開両面コートジャケット入り)にて初リリース, 1972年頃3枚組箱:CMB 23でもリリースされた, これはVol.3のMB 969を1980年頃仏ASTRÉE:AS 69で再リリースしたLPでASTRÉEはVALOISのグループレーベルの為このような再版が行われる, ヴェーグQt.は英COLUMBIAに旧モノラル全曲録音がある, 演奏:★★★★, 音質:★★★★+, ASTRÉEには一貫したプレスシステムが存在せず・完全にプレスの序列を示すことはできないレーベルである, その為レーベルは全てオリジナル・タイプ/ジャケットも全てオリジナル・タイプとして表記する

商品詳細:さすがに1970年代の録音なので1954年英COLUMBIAへの旧モノラル録音よりも盤のエネルギーは薄くなるが、ヴェーグQt.の表現力の多彩さに圧倒され、その美的感覚に思わず唸る。バルトークの曲はこんなにも美しい曲であったのかと、改めて感じた。バルトークの曲に感じていた難解さを払拭してくれる演奏。モダンアートを見るような演奏だ。音もすこぶる良い。VALOIS:単売3枚のMB 967/MB 968/MB 969またはCMB 23の3枚組箱が初出となる。ASTRÉEはVALOISのグループレーベルなので今回のようなVALOIS音源のASTRÉE再版という発売も出てくる。今回ASTRÉE単売のVol.3。ヴェーグ四重奏団は1940年ハンガリーでブダペスト音楽院の出身者で結成された団体。リーダーで第1Vn:シャーンドル・ヴェーグ、第2Vn:シャンッドール・ゼルディ、Va:ギオルギ・ヤンツェル、Vc:パウル・サーボーの4人。1946年ジュネーヴの国際コンクールで優勝。シャーンドル・ヴェーグは当初、1935年ハンガリーQt.のメンバーでリーダーとして活動したが1937年ゾルタン・セーケイが第1Vnとなり、ヴェーグは第2Vnへ変更となった。1940年ヴェーグはハンガリーQt.を退団し、ヴェーグQt.の創設に至る。1950年代にはDF、DECCA、英COLUMBIAなどへモノラル録音を行ったが、1970年代に入りVALOISへ移籍、盛んに録音に取り組んだ。VALOISでベートーヴェンの2回目の全曲録音、バルトークの2回目の全曲録音は評価が高い。また同時期にシャーンドル・ヴェーグがソロでVALOISに入れたバッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ全曲はトップアイテムとして大変な人気を誇る。しかし1970年代後期には弦楽四重奏団としての活動を停止、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院(1971年 - 1997年)の教授だった繋がりで1978年モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカの芸術監督に就任するとモーツァルトのディヴェルティメントを多数録音し、大きな評価を得た。1997年シャーンドル・ヴェーグは85歳で死去するまでその地位にあった。バルトークとは同郷という事もあり、1936年、ハンガリー四重奏団によりバルトーク:弦楽四重奏曲5番が初演されている。その後ヴェーグ四重奏団として2回の全曲録音を行っており、良き理解者による演奏として名演といわれている。2回目録音時、シャーンドル・ヴェーグ60歳であり、初回より勢いが衰退しているが、1940年~1978年まで同一メンバーで演奏されており、2回目は、遅いテンポで随所に聴かせる鋭い閃きや深い洞察は初回では聴けない種類の練度を感じさせる。

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