商品コード:1318-007[ANGELICUM] F.グッリ(vn)/ Vn小品集/バッハ, タルティーニ, パガニーニ, ヴュータン

[ 1318-007 ] Franco Gulli, Enrica Gulli Cavallo – "Strumenti" Il Violino ; Solista Franco Gulli



通常価格:¥ 16,500 税込

¥ 16,500 税込      

商品コード: 1318-007

作品名:バッハ:無伴奏Vnソナタ1番B.1001 | タルティーニ:Vnソナタ「悪魔のトリル」, パガニーニ:奇想曲集Op.1~第13番 変ロ長調Op.1-13, 同~第20番 ニ長調Op.1-20, ヴュータン:ヴェートーヴェンのロマンス第1番ト長調の主題による変奏曲(O. アドラーによるVnとPf版)
演奏者:F.グッリ(vn)E.グッリ(pf)
プレス国:イタリア, Italy
レーベル:ANGELICUM
レコード番号:STA 8952
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【イタリアでのステレオ・オリジナル】---白/紺, 9時に33. 1/3 , 6時にMade in Italy(ラウンド紺文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:STA 8952, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス: STA 8952 A II 12 8 64/STA 8952 A - 10 8 64 (ラウンド小文字スタンパー・ANGELICUMタイプ), ANGELICUM録音ステレオ製造を示すSTA ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1964年頃の製造分, 旧番号存在せず, 白/紺レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, ANGELICUM音源のANGELICUM製作プレス, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【イタリアでのステレオ・オリジナル】---折返両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:STA 8952, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作: Angelicum Dischi, Italy, 印刷: A. Saita, Milano, これより古いジャケット存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1964年又はそれ以前のイタリアでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, イタリアでは1964年Angelicum Dischi, Italyによりコピーライト登録・同年ANGELICUM:LPA 5952/STA 8952(当装丁)にて初リリース, 欧州ではイタリア以外の発売はないと思われる, 米国では米AUDIO FIDELITY:FCS 50034で発売された, これはイタリアでのステレオ盤初年度リリース分オリジナルで当社初入荷の希少タイトル!

商品詳細:フランコ・グッリによるバッハ:無伴奏Vnソナタ1番B.1001が丸々入った珍しいイタリア盤。A面は全て無伴奏Vnソナタ1番でB面のパガニーニ:奇想曲集~2曲が無伴奏で演奏される。B面に残りの「悪魔のトリル」とヴュータンの「ヴェートーヴェンのロマンス第1番ト長調の主題による変奏曲」の2曲がピアノ伴奏による演奏。ピアノは奥さんのエンリカ・カヴァッロ・グッリ( 1921-2007)の伴奏。フランコ・グッリのバッハ:無伴奏は初めての入荷で、録音があったことすら知らなかった。恐らく欧州ではイタリアだけの発売と思われる。1970年代日本ではトリオ・レコードから PAC-2007という番号で発売されていたことが分かった。フランコ・グッリ(1926 - 2001)はイタリア・トリエステ生まれのヴァイオリン奏者。オタカール・シェフチークとヤン・マルジャークの薫陶を受けたヴァイオリニストの父から音楽の手ほどきを受ける。その後タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シゲティの教えも受けた。第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、1962年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしている。 1959年にはフェデリコ・モンペリオによって補筆されたニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番をルチアーノ・ロサーダと共にシエナで初演した。 室内楽にも熱心で、エンリカ・カヴァッロとのデュオのほか、ブルーノ・ジュランナ、ジャチント・カラミアらとイタリア弦楽三重奏団を結成している。仏Le Club Français Du Disqueにエンリカ・カヴァッロ・グッリとともにベートーヴェン:Vnソナタ全集を録音している。教師として、母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院などで教鞭を執っていたが1972年にインディアナ大学の教授となった。東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。2001年米国インディアナ州ブルーミントンにて没。尚バッハは他に無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番~シャコンヌがあり、ドイツ・Klockner-Moeller(プライヴェート盤)・666 324から出ている。またVn協奏曲2曲の録音もあるがLP発売があるか不明。イタリアの放送局には未発売の音源が大量にあると思われる。この演奏は澄んだ清楚な音で冷静で静的なスタイルである。これまでに発売されたLPの中には粗っぽい音で入っている演奏もあったが、グッリの本質はここで聴かれる滑らかで澄んだ音であり、激情的に暴走するタイプの奏者ではない。パンチは弱いが美的なセンスで歌い上げる綺麗な演奏。2024年からローマで「フランコ・グッリ音楽コンクール」が始まり、第1回大会で藤沢市出身の塚本禎(てい)(24)氏がソリスト部門で1位に輝いた。

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