商品コード:1319-062[RCA] ジュリアードQt./ ベートーヴェン:弦楽四重奏曲14番

[ 1319-062 ] Beethoven, Juilliard String Quartet – Quartet In C-Sharp Minor, Op. 131



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商品コード: 1319-062

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲14番Op.131/-- I. Adagio, Ma Non Troppo E Molto Espressivo--II. Allegro Molto Vivace--III. Allegro Moderato--IV. Andante, Ma Non Troppo E Molto Cantabile-- | -- V. Presto; Molto Poco Adagio--VI. Adagio Quasi Un Poco Andante--VII. Allegro
演奏者:ジュリアードQt.(R.マン/I.コーエン(vn)R.ヒリアー(va)C.アダム(vc))
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:540 606
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 7時に小さなパンチ穴あり・補修済
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---青/銀RCA Victor狭内溝,外周5mmに盛上りサークルあリ,12時方向に銀塗潰RCA丸ロゴ,センターホール上に≪Stereo-Orthophonic≫ High Fidelity,6時にLIVING ▽33 STEREO(ラウンド銀文字),3時にMade in France by AREA(ラウンド銀文字),グルーヴガード厚手重量,表記されたレコード番号:540.605(LSC 2378),Price Code:Ⓜ,Rights Society:DP,(P)Première Publication:1962,スタンパー/マトリクス:L2RY 2116 R2 /L2RY 2117 R2 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ),RCA規格フランス・ステレオ製造を示すL2RY ***始まりレコード番号を含まないRCA型のフランス専用スタンパー使用,補助マトリクス:なし,再補助マトリクス:なし,1960年代スタンパーによる1962年頃の製造分,フランスのプレス専門の会社AREA s.aによるプレス,フランスに旧番号存在せず,これより古いフランス・ステレオレーベル存在せず,更に古いマトリクス存在するか不明,モノラル存在する,RIAAカーヴである,米RCA音源の仏RCA制作AREAプレス,工場:(AREA s.a)Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ,1時に黄色ベース□RCA Victor □黒〇RCA 枠外上にSTÉRÉO(横黒太文字),表記されたジャケット番号:Stéréo 540.606 M,Price Code:Médium,背文字:あり(青色・白背景・上下絞り),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:12-63,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:12-63(フランスでステレオは当ジャケットである),製作:société RCA S.A,印刷:Imprimerie A.C.E.M.,フランスでこれより古いステレオジャケット存在せず,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1960年3月・4月1-4日米国ニューヨーク・ RCA Studio B, New York City・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Allan Ballantine, プロデューサー:Peter Dellheim, 米国では1962年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM 2626/LSC 26268(赤/銀SD中溝レーベル)にて初リリース, フランスでは1963年12月仏RCA:不明/540 606(当装丁)にて初リリース, 当社初入荷の希少タイトル, これはフランスでの初年度リリース分ステレオオリジナル, 英国で発売されたか不明, 米国では1962年 Armed Forces Radio & Television Service Station Library:C-1411/2でジャケットなしで放送局用にリリースされた, この録音は米国盤も含めて非常に希少!RCA録音はフランスでは米国/英国に比べ数年遅れることは珍しくない・これも1年遅れで初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★ 録音時のメンバー:第1ヴァイオリン:ロバート・マン、第2ヴァイオリン:イシドア・コーエン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー、チェロ:クラウス・アダム

商品詳細:1962年録音、米RCA社はジュリアードQt.を取り込む事で、ぽっかり穴が開いていたSQ部門を厚くした。大方のイメージするあの精緻で都会的な印象はこの録音にはない。もっと古典的な若くて渋い1950年代的厳粛なベートーヴェン、ブダペストQt.にも近い。これは純アメリカというより欧州から持ち込まれたベートーヴェン像が、アメリカの空気と融合して出来上がった音楽のように感じる。米COLUMBIA(CBS)の全集の前、別録(11・14・15・16番)!なかなか良い!RCA時代のジュリアードQtは米COLUMBIA時代より抑制がきいていて、渋い音を出していて、欧州の団体に近い雰囲気を持っている。1970年代の録音とは別次元!ジュリアード弦楽四重奏団は1946年ジュリアード音楽院の学長ウィリアム・シューマンの提唱で米国で発足した最も米国らしさを持った団体である。現代の弦楽四重奏団の最高峰の一つとされている。何度もメンバー交代を繰り返し現在も存在している。この録音がされた1959年は第2ヴァイオリンがロバート・コフ~イシドア・コーエンに交代、チェロが アーサー・ウィノグラード~クラウス・アダムの交代し、他2人は創設時のメンバーである。録音じのメンバーは録音時のメンバー:第1ヴァイオリン:ロバート・マン、第2ヴァイオリン:イシドア・コーエン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー、チェロ:クラウス・アダムの4人で 、「世界の弦楽四重奏団」の著者である幸松肇氏の分類によればこのメンバーは第2期らしく、最盛期に近い時期らしい。彼らは1970年代に入り「ベートーヴェンの全集録音」を完成させた。しかしRCA時代には数曲の単独録音(11・14・15・16番)がありCBS録音とは比較にならない懐の深さがある。このベートーヴァンもそれら一つの録音である。一糸乱れぬアンサンブルと切れきれの表現はこれまでにない辛口の演奏である。辛口といっても音楽的な甘味をたたえた豊かな演奏である。これぞジュリアードQt.の面目躍如といえるスタイルだろう。弦楽四重奏団としての完成度を極限まで追い詰めているがどこか欧州の団体に見られる抑えた美学が感じられる。これを単純にアメリカン・スタイルと一口にくくるのが憚れる素晴らしい演奏である。1970年代以降の解放された演奏とは異なり、要所を抑えた静かな内省的な渋い演奏で、これはこれで正当で美的な演奏であると感じられる。ジュリアード弦楽四重奏団のRCA録音はどれも彼等の黄金期といえる。14番の入荷は特に少ない!

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