商品コード:1319-061pb[RCA] ジュリアードQt./ シューベルト:弦楽四重奏曲14番「死と乙女」, 12番「四重奏断章」

[ 1319-061pb ] Schubert : Juilliard String Quartet – "Death And The Maiden" (Quartet In D Minor) And Quartettsatz



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商品コード: 1319-061pb

作品名:シューベルト:弦楽四重奏曲14番「死と乙女」-- 1.Allegro-- 2.Andante Con Moto-- | --3.Scherzo: Allegro Molto--4.Presto,弦楽四重奏曲12番「四重奏断章」
演奏者:ジュリアードQt.(R.マン/I.コーエン(vn)R.ヒリアー(va)C.アダム(vc))
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:540 605
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 7時に小さなパンチ穴あり・補修済
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---青/銀RCA Victor狭内溝,外周5mmに盛上りサークルあリ,12時方向に銀塗潰RCA丸ロゴ,センターホール上に≪New Orthophonic≫ High Fidelity,6時にLIVING ▽33 STEREO(ラウンド銀文字),3時にMade in France by AREA(ラウンド銀文字),グルーヴガード厚手重量,表記されたレコード番号:540.605(LSC 2378),Price Code:Ⓜ,Rights Society:DP,(P)なし,スタンパー/マトリクス:K2RY 4293 R4 /K2RY 4294 R1 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ),RCA規格フランス・ステレオ製造を示すK2RY ***始まりレコード番号を含まないRCA型のフランス専用スタンパー使用,補助マトリクス:なし,再補助マトリクス:なし,1960年代スタンパーによる1961年頃の製造分,フランスのプレス専門の会社AREA s.aによるプレス,フランスに旧番号存在せず,これより古いフランス・ステレオレーベル存在せず,更に古いマトリクス存在するか不明,モノラル存在する,RIAAカーヴである,米RCA音源の仏RCA制作AREAプレス,工場:(AREA s.a)Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ,1時に白ベース□RCA Victor STEREO □黒〇RCA,裏面5時にA "New Orthophonic"High Fidelity Recording,,表記されたジャケット番号:STÉRÉO 540.605 M,Price Code:Médium,背文字:あり(青色・白背景・上下絞り),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:5-63,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:5-63(フランスでステレオは当ジャケットである),製作:société RCA S.A,印刷:Imprimerie Polychrome. Gentilly,フランスでこれより古いステレオジャケット存在せず,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
トピックス:1959年2月5-6日/5月27日米国ニューヨーク・New York City, American Academy of Arts and Letters・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Lewis Layton, プロデューサー:Peter Dellheim, 米国では1960年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM 2378/LSC 2378(赤/銀SD中溝レーベル)にて初リリース, フランスでは1963年仏RCA:不明/540 605(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル!, 英国では1960年英RCA:RB 16203/SB 2079(高額)にて初リリース, RCA録音はフランスでは米国/英国に比べ数年遅れることは珍しくない・これも3年遅れで初リリース, 12番は第一楽章のみ残された未完成作品, 14番は1980年頃CBSに再録音している:S 76827(1981年発売), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★ 録音時のメンバー:第1ヴァイオリン:ロバート・マン、第2ヴァイオリン:イシドア・コーエン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー、チェロ:クラウス・アダム

商品詳細:ジュリアード弦楽四重奏団は、1946年ジュリアード音楽院の学長ウィリアム・シューマンの提唱で米国で発足した最も米国らしさを持った団体である。現代の弦楽四重奏団の最高峰の一つとされている。何度もメンバー交代を繰り返し現在も存在している。この録音がされた1959年は第2ヴァイオリンがロバート・コフ~イシドア・コーエンに交代、チェロが アーサー・ウィノグラード~クラウス・アダムに交代し、他2人は創設時のメンバーである。録音時のメンバーは、第1ヴァイオリン:ロバート・マン、第2ヴァイオリン:イシドア・コーエン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー、チェロ:クラウス・アダムの4人で、「世界の弦楽四重奏団」の著者である幸松肇氏の分類によればこのメンバーは第2期らしく、最盛期に近い時期らしい。彼らは1970年代に入り「ベートーヴェンの全集録音」を完成された。しかしRCA時代には数曲の単独録音(11・14・15・16番)がありCBS録音とは比較にならない懐の深さがある。このシューベルトもそれらと同時期の録音である。一糸乱れぬアンサンブルと切れきれの表現はこれまでにない辛口の演奏である。辛口といっても音楽的な甘味をたたえた豊かな演奏である。これぞジュリアードQt.の面目躍如といえるスタイルだろう。弦楽四重奏団としての完成度を極限まで追い詰めているがどこか欧州の団体に見られる抑えた美学が感じられる。これを単純にアメリカン・スタイルと一口にくくるのが憚れる素晴らしい演奏である。1970年代以降の解放された演奏とは異なり、要所を抑えた静かな内省的な渋い演奏で、これはこれで正当で美的な演奏であると感じられる。ジュリアード弦楽四重奏団のRCA録音はどれも彼等の黄金期といえる。RCAにシューベルトの録音はこの2曲1枚しかない。

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