商品コード:1319-060[RCA] ジュリアードQt./ 弦楽四重奏曲/ドビュッシー, ラヴェル

[ 1319-060 ] Juilliard Streichquartett Debussy Ravel



通常価格:¥ 11,000 税込

¥ 11,000 税込      

商品コード: 1319-060

作品名:ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10 | ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
演奏者:ジュリアードQt.(R.マン/I.コーエン(vn)R.ヒリアー(va)C.アダム(vc))
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:540 602
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 7時に目立たないパンチ穴あり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---青/銀RCA Victor浅内溝,12時方向に銀塗潰RCA丸ロゴ,センターホール上に≪Stereo-Orthophonic≫ High Fidelity,6時にLIVING ▽33 STEREO(ラウンド銀文字),3時にMade in France by AREA(ラウンド銀文字),グルーヴガード厚手重量,表記されたレコード番号:540.602(LSC 2413),Price Code:Ⓜ,Rights Society:BIEM,(P)Première Publication:1960,スタンパー/マトリクス:K2RY 4339 R2 /K2RY 4340 R2 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ),RCA規格フランス・ステレオ製造を示すK2RY ***始まりレコード番号を含まないRCA型のフランス専用スタンパー使用,補助マトリクス:なし,再補助マトリクス:なし,1960年代スタンパーによる1960年頃の製造分,フランスのプレス専門の会社AREA s.aによるプレス,フランスに旧番号存在せず,これより古いフランス・ステレオレーベル存在せず,更に古いマトリクス存在するか不明,モノラル存在する,RIAAカーヴである,米RCA音源の仏RCA制作AREAプレス,工場:(AREA s.a)Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ,12時にLIVING STEREO(横段違い黒文字),1時に青ベース□RCA Victor STEREO □黒〇RCA 枠外下にA "New Orthophonic"High Fidelity Recording,(白文字),表記されたジャケット番号:540.602 M,Price Code:M,背文字:あり(青色・白背景・上下絞り),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:12-62,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:12-62(フランスでステレオは当ジャケットである),製作:société RCA S.A,印刷:Imprimerie Polychrome. Gentilly,フランスでこれより古いステレオジャケット存在せず,フランスでのステレオ・オリジナル,original for stereo in Fr.
トピックス:【フランス・ステレオ盤は初入荷!】---ドビュッシー:1959年5月7日/ラヴェル:1959年5月18日・米国ニューヨーク・New York City, RCA Victor Studio B・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Edwin Begley / Lewis Layton, プロデューサー:Peter Dellheim, 米国では1960年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM 2413 / LSC-2413(赤/銀SD中溝レーベル)にて初リリース, フランスでは1962年12月仏RCA:530 602/540 602(当装丁)にて初リリース, プレスは1960年に行われたが発売は1962年になった, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, フランス・ステレオ盤は当社初入荷の希少タイトル!内容は非常に良い, ラヴェルのみ1950年代初頭のモノラル録音が存在, ラヴェルは2回目録音/ドビュッシーは初回録音, 1970年米COLUMBIAで2曲の再録音あり:M 30650/S 75998, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★ 録音時のメンバー:第1ヴァイオリン:ロバート・マン、第2ヴァイオリン:イシドア・コーエン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー、チェロ:クラウス・アダム

商品詳細:ジュリアードQtによるドビュッシー&ラヴェルである。ジュリアードQtは世界初のバルトーク全曲録音等、名実ともに世界最高の弦楽四重奏団である。当盤に聴かれる2作品に於いても非常に優れた演奏であり、終始乱れぬ安定感は圧巻である。通常当2曲のカップリング録音の多くは演奏が偏りがちであるが、当盤に限っては緻密な造形美を意識したラヴェルに対し、ドビュッシーでは一転して詩的表現に富んだ例外的に素晴らしい名演である。ジュリアード弦楽四重奏団は1946年ジュリアード音楽院の学長ウィリアム・シューマンの提唱で米国で発足した最も米国らしさを持った団体である。現代の弦楽四重奏団の最高峰の一つとされている。何度もメンバー交代を繰り返し現在も存在している。この録音がされた1959年は第2ヴァイオリンがロバート・コフ~イシドア・コーエンに交代、チェロが アーサー・ウィノグラード~クラウス・アダムの交代し、他2人は創設時のメンバーである。第1ヴァイオリン:ロバート・マン、ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤーの4人。「世界の弦楽四重奏団」の著者である幸松肇氏の分類によればこのメンバーは第2期らしく、最盛期に近い時期らしい。彼らの「ドビュッシー/ラヴェル」は2回録音がありこれは1959年の初回録音。一糸乱れぬアンサンブルと切れ切れの表現はこれまでにない辛口の演奏である。辛口といっても音楽的な甘味をたたえた豊かな演奏である。これぞジュリアードQt.の面目躍如といえるスタイルだろう。米国の団体によるフランス作品である。フレンチ・スタイルは全く意識せず、自分たちのスタイルである冴え渡った演奏で聴くとこれまでとは全く異なる世界を感じられる。弦楽四重奏団としての完成度を極限まで追い詰めた所に浮かび上がる形なのだろう。アメリカン・スタイルと一口にくくるのが憚れる素晴らしい演奏である。1970年代以降の解放された演奏とは異なり、要所を抑えた静かな内省的な渋い演奏で、これはこれで正当で美的な演奏であると感じられる。2回目の1970年録音と比べれば、いかに抑え込まれた演奏であるか理解出来る。

ジュリアードQtの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)