商品コード:1319-055[RCA] A.ルービンシュタイン(pf) / ベートーヴェン:Pf協奏曲3番
商品コード: 1319-055
商品詳細:ルービンシュタインのベートーヴェンPf協奏曲全集は大きく分けて1956年のJ.クリップス指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア(モノラル/ステレオ)と1963-7年ラインスドルフ/ボストンso.(ステレオ)の2種がある。その後1975年頃バレンボイム/ロンドンpo.と3度目の全集がある。2/3/4番はSP期の別録音がある。これは最初の1956年ステレオを含む全集の一つである。SP期のトスカニーニとの録音を入れると2回目録音となる3番。シンフォニー・オブ・ジ・エアは旧NBC so.が発展したオケで、トスカニーニが率いていた楽団と同じ。トスカニーニの死後、TV局に見離され自主運営で活動していたが経営に行き詰まり数年後に解散。トスカニーニあっての楽団だったことが明白となった。この時期のルービンシュタインは録音時に「私のピアノの音は全て聴こえなければならない」とクリップスに抑え目に伴奏させ、自分はガンガン鳴らすことを譲らなかったとか。その為ソロは非常にくっきりと、しかも思う存分ルービンシュタイン節を聴かせる。そういう点では次のラインスドルフとの録音より優れている。録音もオンマイクで非常に良い。RCAでは既にステレオが始まっておりモノラル/ステレオ両方が発売された。この時期のステレオ・ジャケットはトレードマークとなった2つのにスピーカーから3色の矢印で表現された◁ LIVING STEREO ▷のロゴが付き、遠くからでもRCAのステレオ盤であることが一目で分かるようになっている。1980年前後は世界的に◁ LIVING STEREO ▷が大人気となり、今はなりをひそめた米国盤の◁ LIVING STEREO ▷が信じ難いほどの高額で販売されていた。今考えるとあれはバブルのようなブームだった。中でもハイフェッツとルービンシュタインは花形であり、このレコードなどは当時のスターダムのLPであった。今なら当時の1/4に価格で購入できる。
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