商品コード:1320-047p[DF] ヴェーグQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲8番「ラズモフスキー2番」, 16番

[ 1320-047p ] Beethoven, Végh Quartet, Sándor Végh, Sándor Zöldy, Georges Janzer & Paul Szabo ‎– Les Quatuors De Beethoven No.8 No.16


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商品コード: 1320-047p

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集-6/弦楽四重奏曲8番「ラズモフスキー2番」Op.59-2--1. Allegro--2. Molto adagio--3. Allegretto-- | -- 4. Finale: Presto,弦楽四重奏曲16番Op.135
演奏者:ヴェーグQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 29
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面8時/9時に小10+極小26+極小~小58回出るスレあり,10時に小12回出る小スレ,9時に極小12回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでの12"のオリジナル】---赤輪青地図内溝,12時にMade in France(ラウンド黒文字),フラット重量,Rights Society:記載なし,(P)なし,スタンパー/マトリクス:DF 29 1C2/DF 29 2C1 (ストレート小文字スタンパー・Pathé初期タイプ),DF録音製造を示すDF***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用,補助マトリクス:ストレートM6スタンパー・M6 147959/M6 147952,再補助マトリクス:ストレート・パテキュラー・XPARTX 18978/XPARTX 18971,ストレートタイプ3種併存のPathéプレス,1950年代スタンパーによる1955年頃の製造分,赤輪青地図内溝レーベル・フラット盤の最初期分(レーベルの青輪の色は紺),8番のみ10"が存在する(発売順序は不明),赤輪青地図内溝フラット盤が最初期である,さらに古いマトリクス存在するか不明,ステレオ存在せず,RIAAカーヴではない,12"の最古レーベル・最厚プレスである,Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français制作Pathéプレス,レーベルの青輪の色は濃い灰青でこれより濃い色はない,DF 29ではなく初期番号29が存在するか不明,12"のオリジナル,original for 12"
ジャケット:【フランスでの12"のオリジナル】---見開両面茶系クロス紙(金色文字・サークルあり),表記されたジャケット番号:DF 29,Price Code:なし,背文字:なし(初期ジャケット),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる),製作:Les Discophiles Français - Henri Screpel,印刷:不明・フランス製,青系細目両面クロス紙存在しないと思われる,別色のクロス紙ジャケットは存在する可能性ある(灰色の入荷なし),数字だけのジャケットは存在するか不明,オリジナルと思われる,original
トピックス:1952年パリでの初回モノラル録音, 録音詳細不明, 録音はアンドレ・シャルラン(André Charlin)?(記載なし), 1955年頃からLes Discophiles Français - Henri Screpelによりコピーライト登録・同年~順次DF 24/25/26/27/28/29/30/39/40(全9枚・曲順の通りではない)がリリースされた・12"×9枚で揃う, これはVol.6・DF 29(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 但し8番(DF 65)・11番/大フーガ(DF 75)・12番(DF 70)は10"がある・それぞれDF 65→12"ではDF 29(+16番), DF 70→12"ではDF 26(+3番), DF 75→12"ではDF 27+DF 40, 以上の10"発売が存在するが全ての10"が12"よリ先に出た確証はない, ヴェーグQt.は1972-74年Valoisに2回目のステレオによる全集録音を行った, 古いプレスの為状態の良い盤はなかなかないのが現状, 盤質が7なら殆ど奇跡的, 入荷も非常に少ない, フランスでは古い盤がどんどん消滅しつつある, 米国ではHaydn Society からリリースされた, 録音時のメンバー:Violin [I] – Sándor Végh, Violin [II] – Sándor Zöldy, Viola – Georges Janzer, Cello – Paul Szabo, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:希少な一枚。SP期に近い再生音で、SP期の芸風を残す貴重な録音。帯域は広くないが、ベートーヴェンの厳格な面を強く感じさせてくれる演奏で、このようなスタイルはヴェーグQt.が確立したと言っても過言ではない。一切の妥協を排し、まっすぐに作品の哲学性を搾り出すかのような演奏は、まさに日本人の心を動かすに充分。甘さは微塵もなく、内面への追及は底なし沼のように深い。鑑賞に堪えるはず。ハンガリーの名ヴァイオリニストで後年は指揮者としても有名だったシャーンドル・ヴェーグ(1912~1997)は、1940年にヴェーグ四重奏団を組織し、約40年にわたってソロと並行して弦楽四重奏の活動を行った。近年ではザルツブルク・カメラータ・アカデミカo.の指揮者として録音したモーツァルとのセレナーデ、ディヴェルティメント録音が人気を博している。彼らの名を世界的にしたのはLP初期に録音した、ベートーヴェンとバルトークの弦楽四重奏曲全集のDFレーベルへの1952年モノラル録音だろう。彼らはその後1970年代(1972-5年)にValoisに2回目の全集録音も行い、室内楽のトップに君臨し続けた。当録音は12"のDF 29で初出であると思われる。但し8番には10"発売が存在する(DF 65)。発売順序は不明。'50年代プレスなので、音質はすこぶる良い。ヴェーグQt.の初期は、大変厳しい音楽という固定的イメージがあるが、古典的という一言で片付けられない深い滋味がある。歴史に残すべき最高ランクの演奏の一つ。シャーンドル・ヴェーグ自身はソロでバッハの無伴奏全集やカザルスたちとの室内楽参加と様々な場面で常に第一級の演奏を長年にわたって途切れることなく演奏し続けた超人的音楽家である。DFの12"オリジナルは近年世界中で人気が高く入手が難しい状況にある。DF 24/25/26/27/28/29/30/39/40(全9枚)がリリースされた。12"×9枚で揃うが曲順の通りではない。一部10"発売の(8・11・12番・大フーガ)が存在するが全ての10"が12"より先に発売されたという確証はない。従って8・11・12番・大フーガの4曲については10"が存在するのみにとどめ発売順序については言及しない。

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