商品コード:1320-041[DF] M.メイエル(pf) / ラモー:クラヴサン曲集(Pf編曲版)

[ 1320-041 ] Rameau / Marcelle Meyer – L'œuvre De Clavier



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商品コード: 1320-041

作品名:ラモー:クラヴサン曲集(Pf編曲版)
演奏者:M.メイエル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 98-9
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット2枚組, 2 single records set
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B : 汚れ多い
キズ情報:第2面12時に小中5回出る点と目立つ無音ヘアライン,5時/8時に小30回出る面スレ,10時に冒頭小~極小5回出る点+極小6回出るスレ,第4面3時/5時に極小数回出る点あり→7,2枚目は7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤輪青地図内溝,12時にMade in France(ラウンド黒文字),フラット重量,Rights Society:記載なし,Price Code:なし,Ⓟなし,マトリクス/スタンパー:DF 98 1C5/DF 98 2C3・DF 99 1C3/DF 99 2C6 (ストレート小文字マトリクス・Pathéタイプ),Les Discophiles Français録音を示すDF***で始まる専用マトリクス使用,補助マトリクス:ストレートM6スタンパー・M6 165042/M6 160588・M6 160796/M6 163030,再補助マトリクス:ストレートパテキュラー・XPARTX 26508/XPARTX 24162・XPARTX 24184/XPARTX 25286,ストレート・タイプの3種併存のPathéプレス,1950年代のスタンパーによる1956年頃製造分,これより古いレーベル存在せず,最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず,ステレオ存在せず,RIAAカーヴではない,Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français製作Pathéプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開淡緑クロス厚紙製W(金文字・サークル),表記されたジャケット番号:DF 98-99,背文字:あり(金色型押・淡緑クロス厚紙),(P)(C)なし,ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Les Discophiles Français - Henri Screpel,印刷:不明・フランス製,青色疑似皮紙シングルジャケット存在せず,見開濃緑疑似皮厚紙Wジャケット存在せず,これより古いジャケット存在せず,N°98-99は存在せず,オリジナル,original
トピックス:【DF 98-9は初入荷の希少タイトル!】---1953年10月29-30日パリでのモノラル録音, 録音技師:André Charlin, プロデューサー:Henri Screpel, 1956年Les Discophiles Français - Henri Screpelによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 98-9(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル→1981年La Voix De Son Maître:2 C 151-10493-4(レフェランス・シリーズで再版), フランスに1960/70年代プレスは存在せず, 1960年代ベルギー Alpha:DB 79-80も存在するが音質は別次元, 1953-54年DF 86(フランスPf作品集にラモーが5曲入る)があるがそれは1951-2年頃の10"DF 14(Les Sauvages - Les Cyclopes - Les tendres plaints - La Villageoise - Gavotte et doubles 2: Les Soupirs – Fanfarinette - Le Rappel des oiseaux - L'Entretien des Muses - La Livri - L'Égyptienne・1946年SP音源)と同一音源の可能性が高くDF 98-9とは別録音, DF 98-9は当社初入荷の希少タイトル!DF 98-9はラヴェルのDF 100-1より早い番号だがM6スタンパーとパテキュラーがラヴェルより新しくラヴェルより後の発売であることに疑いはない・従って1956年以前の発売はないと思われる, 演奏:★★★★★++, 音質:★★★★★+

商品詳細:かのM.メイエルの代表作であり、幸いにも'80年代パテのレファレンス・シリーズで再発が出ていて、それで聴くことが出来る。盤質が良く、キズに悩まされることもなく聴けるので、大抵の方はそれで良いと思う。しかし、多少のノイズがあっても、本物の音に触れたいという方にはお薦めしたい。材料による多少のノイズ等はあるが、時代を考慮すると状態は良い方。Meyerの発音だが近年メイエと記載されることが多いのが気にかかる。フランス人の名前はフランス語の発音規則とは異なることが多いので注意が必要。複数のフランス人に確認していてメイエルが最も近い。それも最後のルにアクセントがある。決してメイエではない。マルセル・メイエル(1897~1958)は、パリ音楽院でマルグリット・ロンとアルフレッド・コルトーに師事したピアニストで、1913年に一等賞を獲得して卒業。エリック・サティやジャン・コクトーと親交を結び、同時期に活動したダリウス・ミヨー、フランシス・プーランクらのフランスの若手作曲家グループ「6人組」の作品を積極的に紹介し「6人組の女神」と呼ばれた。1980年代に仏パテがレファランス・シリーズでメイエルのLPをかなり復刻し、それまで幻に近かったマルセル・メイエルの録音を誰でも聴くことができるようになった。Les Discophiles Françaisのオリジナル盤が国内に入ってきたのは1990年代に入ってからだろう。盤質の良いもの、日本人が許せる範囲のものはあっても僅かだろう。しかしオリジナル盤で聴くことで一層メイエルのピアニズムは明確になる。ロシアピアニズムを決して模範としなかったフランス・スクールのスタイルにはそれが何らかの原因で不可能だったからではないかと考えられる。勿論現在のフランスでも不可能なことに変わりはない。様々な要因が運よく重なり、ある限られた時期にだけ可能になった芸術は音楽に限らない。絵画は複製がきかないため、価格は億単位になる。しかしレコードは複製を念頭に製造された芸術である。100万円を超えるレコードは僅かしかない。オリジナル盤の持つ力は1点ものの絵画に近い性質がある。マスターテープが劣化した今、この程度の金額でオリジナル盤という文化的遺産に触れられることを喜ぶべきと考える。ラモー(1683- 1764)はフランス・バロック期の作曲家で多くのクラヴサン曲集を残した。19世紀にラモーを再評価した人物にルイ・ディエメがいる。ラモーをピアノで演奏した最初の人物はルイ・ディエメである。彼は、デュラン社から『フランスのクラヴサン楽派』やクープランの鍵盤楽曲全集を出版し、ラモーの音楽を含むフランス・バロック音楽の再発見に尽くした。ルイ・ディエメの意思を録音として最初に残したのがマルセル・メイエルである。1946年に10曲程度をSPで録音し、DF 14でLPに復刻された。その後1953年にLPで2枚分を録音し、これがピアノによるラモー演奏の金字塔である。メイエルの演奏が完璧過ぎたため、後に続くピアニストがなかなか出てこなかった。

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