商品コード:1320-031n[MELODIYA] R.ケレール(pf) / シューマン:交響的練習曲

[ 1320-031n ] Schumann - Rudolf Kerer – Symphonic Etudes • Arabeske



通常価格:¥ 3,850 税込

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商品コード: 1320-031n

作品名:シューマン:交響的練習曲Op.13/主題--Thema - Andante~Etüde VII - Allegro molto--Variation I ・II・ III ・IV -- | --Variation V --Etüde VII - Allegro molto~Etüde XII (Finale) - Allegro brillante,アラベスクOp.18
演奏者:R.ケレール(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:C10 09199
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : リングウエアあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---赤/黒SL(シングルレター),CTEPEO ○○33,グルーヴガード厚手,ГОСТ 5289-73,TУ-なし,Repertoire group:Вторая -2гр,Price Code:1-20,Год выпуска(発行年):なし,スタンパー/マトリクス:C10-09199 3-1/C10-09200 3-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ),露語表記・国内仕様,プレ・メロディア/DLレーベル存在せず,1970年代のスタンパーによる1977年頃製造分,ГОСТがある場合はГОСТ 5289-73で最初(当盤である),最古レーベル・最厚プレスである,モノラル存在せず,MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス,モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作,オリジナル世代,original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・グラムザピス),表記されたジャケット番号:C10-09199-200,Price Code:Цена 1 руб. 45 коп.,(C)なし,背文字:なし(国内仕様の為),露語表記・国内仕様,ジャケット裏年号:Apt.36-8 Зак.なし,製作/印刷:モスクワ・グラムザピス・Московский Опытный Завод «Грамзапись»,これより古いジャケット存在せず,オリジナル世代,original generation
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル】---1977年又はそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音詳細不明, 1977年MELODIYA:C10 09199(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, 日本では無名のピアニストだが第2世代の中でも重鎮的存在でモスクワ音楽院教授となった, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+, オリジナル!

商品詳細:ルドルフ・ケレール(1923-2013)はグルジア・トビリシの生まれ。フリエール門下生の最古参でイグムノフ一派である。グルジア出身者の中では最古参組である。LPで19枚もの数を出したピアニストは多くない。この人は戦争で大切な時期を無駄にした悲運のピアニスト。実力はLPの数が物語る。ショパンの前奏曲集などが有名。協奏曲も多い。しかし人気の点で比例しないのは何故だろう。宣伝なのでは?グルジアで1、2位を争う大物に間違いは無い。人気とは所詮その程度なのだろう。スケールと繊細さを兼ね備えた逸材。ケレールはMELODIYAに19点ものLP録音を残した重要なピアニストである。共産主義体制だったソ連時代は録音の数で当局からどのように扱われていたかがわかる。ケレールは当局にとって重鎮クラスのピアニストだった。協奏曲録音が多いこともその証明になる。日本でケレールは存在すら知られていないが大部屋で知られるフリエールの教室では最も年長で、フリエールは1912年生まれなので11歳しか年が離れていない。その次が1928年生まれのダヴィトヴィチだった。つまりケレールはフリエールの一番弟子であり側近だったといえる。佐藤氏の著書によればモスクワ音楽院ではいかにベートーヴェンを攻略するかが最大のテーマだったらしい。ケレールもモスクワ音楽院教授となリ、その答えを録音という形で示したのだろう。教授らしく新人の若手のようなエキセントリックな解釈はしない。正当的に模範的な演奏ではある。しかしどこをとってもそこにはロシアピアニズムの精神が流れていて西側の大物ピアニストとは異なる腕前を披露している。ベートーヴェンを得意としたケレールのシューマンは流石に余裕が感じられる。流れるような表現で若いピアニストとは明らかに異なる重鎮的なスタイル。確かな構成力で安定感は抜群である。一切の小細工なしで正統的な演奏を正攻法で行うが、そこはロシアンスクールの大物。聴かせる技を持っている。音離れがよくべったりした印象は全くない。西側のピアニストとは一味異なる。1973年に一度来日している。これまでケーラー、ケレル等としてきたがケレールで統一する。

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