商品コード:1320-030n[MELODIYA] O.ボシュニアコヴィチ(pf)/ シューマン:アラベスク, Pf協奏曲
商品コード: 1320-030n
商品詳細:ロシアピアニズムが明らかになってもマイナーなピアニストは存在する。オレグ・ボシュニアコヴィチ(1920-2006)はその一人。12枚のLPを出しているが殆ど入荷はなく未知のピアニスト。しかも開祖たちから直接教えを受けた世代の1920年生まれ。ゲインリヒ・ネイガウスの愛弟子である。佐藤氏の著書によれば「ボシュニアコヴィチはロシアピアニズムの真髄を継承する数少ない生き残り演奏家」とある。ネイガウス、イグムノフ両開祖に師事。究極のショパン弾きとされる。知られざる大物のシューマン。一音で心を捉える直弟子たちのレベルの違いを見せつける1枚である。当時MELODIYAで協奏曲の録音を許された数少ない一人である。ショパンを得意としていて最も録音が多いのがショパンである。ソフロニツキーとはごく親しい間柄でもあったらしい。グネーシン音楽院の教授としてたくさんの優れたピアニストを輩出している優れた教育者でもある。ボシュニアコヴィチもまた旧ソ連から国外に出たことのない音楽家である。若手のボリス・スパスキの師である。国内のリサイタルはモスクワ音楽院の大ホールなどで開かれ、満席になるほどの人気ぶりだったと言われる。ロシアで「最後のショパン弾き」と賞賛されたが2006 年6月に亡くなった。オレグ・ボシュニアコーヴィチとの表記も多いが当社では佐藤氏の著書に合わせてボシュニアコヴィチで統一している。これまでに12枚のLPの中の3種を確認している。全貌が明らかになる日が来るのだろうか?ボシュニアコヴィチは知名度こそないが相当の大物とみた!
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