商品コード:1320-029n[MELODIYA] S.リヒテル(pf)/ Pf協奏曲/バルトーク:2番, プロコフィエフ:5番
商品コード: 1320-029n
商品詳細:1969~70年、ロリン・マゼールと共演した2曲のピアノ協奏曲。バルトーク2番の第1楽章では弦楽器が全く使用されず、打楽器のように使われるピアノと管楽器の掛け合いが面白い。そして、リヒテルの最も得意とするプロコフィエフの5番は、5つの楽章で構成される彼のピアノ協奏曲の中でも異色の作品。どちらもあまり馴染みのない曲だが、初めて聴く方も十分楽しめる1枚。仏VSM、カラー切手ニッパーあり。MELODIYA=EMIグループの共同制作録音なのでEMI系とMELODIYAの両方からLPが発売された。リヒテルが西側で録音を行う場合、必ず西側とMELODIYAの両方から発売されることとなる。EMIグループの共同制作録音は1969~79年の間に全部で8曲のピアノ協奏曲があることがわかっている。ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、バルトーク:ピアノ協奏曲第2番(L.マゼール/パリo.)、グリーグ/シューマン:ピアノ協奏曲(マタチッチ指揮/モンテカルロ国立歌劇場o.)、ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲Op.33(C.クライバー指揮/バイエルン国立o.)、プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番Op.55(L.マゼール指揮/ロンドンso.)、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番Op.37/モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番K.482(R.ムーティ指揮/フィルハーモニアo.)の8曲で全てと思われる。ここにカップリングされた2曲は指揮者が同じL.マゼール指揮が共通しているだけで、録音場所も年代も異なるが、2曲で1枚というLPのカップリングの為かそうなっている。何方の曲でもリヒテルは豪快なソロを展開しており、オケも端正で聴きやすい演奏。リヒテルのファン以外でも普通に楽しめる内容である。これはそのMELODIYA側のプレスであり、大半の入荷が西側プレスにあって特に珍しい。
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