商品コード:1320-020p[HMV他] M.サージェント指揮/ コレクターズ・シリーズ・「マルコム・サージェント」
商品コード: 1320-020p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「マルコム・サージェント」。マルコム・サージェント(1895 - 1967)は英国ケント州アシュフォード出身の指揮者。1947年にはナイトの称号が授与され以降サー・マルコム・サージェントと称される。初めはオルガニストだったが、1921年、ヘンリー・ウッドの招請によりクイーンズホール管弦楽団の指揮台に立ち、自作の管弦楽曲「強い嵐の日の印象」を振った指揮者デビューは大成功に終わり、以後指揮者としてロンドンを中心にキャリアを重ねる。1932年、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が創設されるとその客演指揮者の中心を占め、1942年から6年間にわたってリヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(現ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団)の常任指揮者を務めた。1950年から1957年までBBC交響楽団の常任を務めた他、BBCプロムスの常連指揮者として出演が続く。レパートリーは幅広かったが、中庸で品の良い音楽性はシベリウスやイギリス音楽で特に高い評価を受けた。ベンジャミン・ブリテンとは親しく、『青少年のための管弦楽入門』の初演指揮では解説者も兼ねている。EMI系に録音が多い。端正な指揮でいかにも英国紳士的指揮者。
サージェントの在庫一覧へ