商品コード:1320-019p[PHILIPS 他] W.v.オッテルロー指揮 C.d.フロート(pf) / コレクターズ・シリーズ・「ウィレム・ヴァン・オッテルロー-2」
商品コード: 1320-019p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「ウィレム・ヴァン・オッテルロー」。ウィレム・ヴァン・オッテルロー(1907- 1978)はオランダの指揮者。作曲家、チェリストでもあった。ユトレヒト大学で医学を学ぶが、その後アムステルダム音楽院に進む。初めはチェリストであったが、1932年に指揮者としてデビュー。1937年にユトレヒト市立管弦楽団(ユトレヒト交響楽団)の常任指揮者に就任する。1949年から1973年の長きにわたりハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者、音楽監督としてその育成に貢献した。また1967年から1970年までメルボルン交響楽団、1971年から1978年の死去に至るまでシドニー交響楽団の首席指揮者を務めている。滞在中のメルボルン近郊で交通事故により急死。最晩年にはシドニー交響楽団とベートーヴェンの交響曲全集のレコーディングに取り組んでいたが、第1番、「英雄」、第4番、「運命」、「田園」の5曲までを録音した時点でオッテルローは死去し、プロジェクトは半ばで頓挫している。録音の大半はPHILIPSのモノラル期である。オランダで最大の功績はハーグ・レジデンティ管弦楽団の水準を大きく向上させたことである。PHILIPSのモノラル期にはほぼ看板指揮者として多数の録音を残した。モノラルLPに最初のベートーヴェン交響曲9番を録音したのもオッテルローであった。今回は米EPICを1枚含む以外は全てPHILIPSを集めたセット。ピアノは全てコル・デ・フロート。
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