商品コード:1320-010[MELODIYA] D.オイストラフ(vn) L.オボーリン(pf) S.クヌシェヴィツキー(vc)/ バッハ:Vnソナタ6番, ヒンデミット, ハイドン
商品コード: 1320-010
商品詳細:珍しい録音。D.オイストラフのバッハ:Vnソナタの初期メロディア録音。通常皆様が御承知なのは、ETERNAのピシュナーがCembを弾いたDGG/ETERNAの全集。だが1952年12月31日録音のバッハ:Vnソナタ5番(B.1018)がオボーリンと(Д 06335)、この6番(B.1019)がヤンポルスキーと2曲のみ存在する。5番は仏シャン・デュ・モンドの7インチ盤で入荷したことがある。英SAGAでも12"で発売された。しかし6番はMELODIYA以外の西側レーベルからは出ていない可能性が高い。MELODIYA以外の入手法がないと思われ、特に希少。1956年のモノラル録音でオイストラフの音も充実している。意外にも早いテンポでよく歌う。舞曲のようにリズミカルに楽しんで弾いているのが伝わる好演。独自の陰影を付けた弾き回し。バッハの他にヒンデミットのVnソナタの2曲がA面に、ハイドンのピアノ・トリオがB面に配置された12"。MELODIYA盤は1957年に前期プレ・メロディア・レーベルで発売された。なおB面のハイドンはピアノ・トリオ3番ハ長調の記載があるが、これは全くのでたらめでPfトリオ27番ハ長調Hob. XV:27(ランドン版43番)が正しい。実際に演奏を聴いて確認した。バッハだけでなくこのB面のハイドンが非常に良い演奏で聴き所はむしろこちらである。ハイドンは第28番(ランドン版44番)のトリオも録音している。A面2曲目のヒンデミットのVnソナタ1番は短い曲だが、オイストラフが充実していた時期と重なり聴きものとなっている。ヤンポルスキーとのVnソナタには良いものが多い。
オイストラフの在庫一覧へ