商品コード:1321-059[RCA] H.シェリング(vn) A.ルービンシュタイン(pf) / Vnソナタ/ベートーヴェン:8番, ブラームス:1番

[ 1321-059 ] Rubinstein And Szeryng, Beethoven / Brahms – Violin Sonatas (No. 8, Op. 30, No. 3 / No. 1, Op. 78)



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商品コード: 1321-059

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ8番Op.30-3 | ブラームス:Vnソナタ1番Op.78
演奏者:H.シェリング(vn)A.ルービンシュタイン(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:RCA
レコード番号:SB 6513
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 10時にラミネート浮きあり
キズ情報:A面2/3/4時/B面4時に微かに数回出る凸,A面9時方向に横向きの無音スレあり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---赤/銀RCA Victor中溝LIVING STEREO,センターホール上にラウンドRed Seal塗潰RCA丸ロゴ,6時に▼33 右にMade in England(ラウンド銀文字).,3時に "Srereo Orthophonic"High Fidelity,グルーヴガード厚手,Rights Society:記載なし,(P)1962 (Recording first published),Tax Code:Z/T(1962年4月~1962年11月を示す),スタンパー/マトリクス:M2RY-1274-1D /M2RY-1273-1D (ストレート小文字スタンパー・RCA/DECCAタイプ),RCA規格の英国・ステレオ製造を示すM2RY***で始まりレコード番号を含まない米国型英国専用マトリクス使用,補助マトリクス (3時):C/U,再補助マトリクス(9時):1/1B,英国DECCAプレス,1960年代のRCAスタンパーを用いた1962年頃の製造分,英国RCAに旧番号存在せず,英国RCAステレオこれより古いレーベル存在せず,英国RCAでの最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず(ID/IDが最古),モノラル存在する,RIAAカーヴである,カッティングマスター:イニシャルDはJack Law(ジャック・ロウ)を示す,米RCA音源の英RCA製作DECCAプレス,工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK (New Malden, Surrey),英国でのステレオ・オリジナル,original for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ,2時に地色□RCA Victor □赤字RCA〇ロゴ,表記されたジャケット番号:SB-6513(LSC-2620),Price Code:なし,背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り),(P)なし(C)1962,ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである),製作:The Decca Record Company Limited. London.,印刷:James Upton Ltd. London & Birmingham,英国ステレオでこれより古いステレオジャケット存在せず,英国でのステレオ・オリジナル,original for stereo in UK.
トピックス:【入荷2度目の希少盤!】---ベートーヴェン:1961年1月3日・ブラームス:1960年12月28/30日ニューヨーク、アメリカ芸術文化アカデミーでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Anthony Salvatore, プロデューサー: Max Wilcox, 編集/カッティングマスター:Jack Law(英国盤), 米国では1962年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM 2620/LSC 2620(SDレーベル・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース, 英国では1962年英RCA:不明/SB 6513(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 当社入荷2度目の希少盤, シェリング/ルービンシュタインのベートーヴェンは他に5・9番録音(1958年12月30・31日)で全3曲のみ, 1978~79年シェリングはイングリッド・ヘブラーとPHILIPSにベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲録音, ブラームスは全3曲あり・2/3番はLM 2619/LSC 2619/SB 6520, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:シェリングとルービンシュタインの共演は単純に2人がRCAにいたからではない。1959年までヘンリク・シェリング(1918- 1988)はRCAに籍がなかった。そのきっかけとなったは1954年、ルービンシュタインはメキシコを演奏旅行するが、そのときメキシコに帰化して活動していたシェリングと出会った。シェリングを世界の檜舞台に引っ張り出したのはルービンシュタインであったのである。シェリングはSP期から録音があるヴァイオリニストだが当初はフランスODEONに籍があり、1957年までODEONに録音を残している。シェリングは第二次世界大戦中は、ポーランド亡命政府のために通訳を務めるかたわら、連合国軍のために慰問演奏を行う。メキシコシティにおける慰問演奏の合間に、同地の大学に職を得、1946年にはメキシコ市民権を得た。その後は教育活動に専念した。ODEONへの録音はそのような時期だった。ODEONへの録音は1957年で終了している。1957年にルービンシュタインはアメリカにシェリングを紹介し、RCAに2人で一連の録音を行った。その中の代表的録音がベートーヴエンとブラームスのソナタ集である。録音時、シェリングは42歳だったが、米国ではまだ新鋭、ルービンシュタインは73歳に手が届く巨匠であった。そんな二人の共演が実現したのは、なんとしてもシェリングを世間に紹介しようとする強い意志がルービンシュタインにあったからに他ならない。同じポーランド出身の才能に富む後輩にルービンシュタインが手を差し伸べた形となった。米国へデビューしたシェリングは1959年モントゥーとブラームスの協奏曲を録音して大好評を得た。そして1960-61年にかけて2人の共演が始まったのである。ここではポーランドの先輩であり、紹介者であるルービンシュタイン主導の演奏が繰り広げられる。ややかしこまったシェリングに対し、巨匠ルービンシュタインのピアノが対照的に大らかで独特の効果を上げている。伴奏というより先導といった方が正しい、ルービンシュタインの積極的なピアノで当時の共演が完成を見ている。19世紀的なサロンの空気を色濃く残すルービンシュタインに導かれように端正で律儀なヴァイオリンというデュオは米国で支持され、ベートーヴエンの5・8・9番の3曲、ブラームスの全3曲のソナタを録音した。シェリングは1962年Mercuryに移籍し、トップスターの座を駆け上がることになる。恩人であるルービンシュタインの共演をそんなストーリーを知った上で聴けば、また思うところがあるだろう。

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