商品コード:1321-056[HMV] W.フルトヴェングラー指揮/ ワーグナー:トリスタンとイゾルデ(全曲・ドイツ語歌唱)

[ 1321-056 ] Wagner Tristan Und Isolde Wilhelm Furtwangler Philharmonia Orchestra



通常価格:¥ 55,000 税込

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商品コード: 1321-056

作品名:ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲・ドイツ語歌唱)/第1幕 「アイルランドからコーンウォールに渡るトリスタンの船の甲板」--前奏曲--第1場--第2場-- | --第3場--第4場--第5場-- | 第2幕 「コーンウォールにあるマルケ王の城中」--第1場--第2場(前半)-- | --第2場(後半)--第3場-- | --第3幕 「ブルターニュにあるトリスタンの本城」--前奏曲--第1場(前半)-- | --第1場(後半)--第2場--第3場
演奏者:W.フルトヴェングラー指揮フィルハーモニアo./コヴェント・ガーデン王立歌劇場cho. K.フラグスタート(s)B.シーボム(a)L.ズートハウス,R.ショック,E.エヴァンス(t)J.グラインドル(bs)D.フィッシャー・ディースカウ,R.デイヴィス(br)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice
レコード番号:ALP 1030-5
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×6, バラ6枚セット, 6 single records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:AB : 一部傷みあり(補修済)
キズ情報:第5面12時に無音軽スレ,第9面12時に極小~小~極小15回出るスレ点あり→7,第10面7時に極小5回出るスレ,第12面11時に微かに12回出る凸,過去最高の美品!
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー中溝×6,6時にAngel マーク Made in Gt Britain(ラウンド金文字),3時にNon -Breakable,フラット重量(ALPに90度に切れたフラットはない),Rights Society:記載なし,(P)なし,TAX Code:なし,スタンパー/マトリクス:2XEA 234-6N/2XEA 235-6N---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ),EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用,カッティング担当:イニシャルNは不明,補助マトリクス(3時):R/R---以降省略,再補助マトリクス(9時):1/1---以降省略,1950年代のスタンパーによる1952年頃の製造分,金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤の最初期分,旧番号存在せず,英国でこれより古いレーベル存在せず,英国で最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在するか不明,これより古い3時存在する,ステレオ存在せず,RIAAカーヴではない,EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作プレス,工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England,英国でのオリジナル,original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---初期コロネーション・見開中入れ背白布テープ貼り,表記されたジャケット番号:ALP 1030/ALP 1031/ALP 1032/ALP 1033/ALP 1034/ALP 1035,Price Code:なし,背文字:あなし(初期タイプ),ジャケ裏年号:なし,(P)(C)なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである),製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England,,印刷:N.B.L.---は不明,コロネーションデザインの最初期分,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:【入荷の少ない英国でのオリジナル!】---1952年6月10~21/23日ロンドン・キングズウェイ・ホール( Kingsway Hall, Kingsway Hall, London.)でのモノラル録音, 録音技師:Douglas Larter, プロデューサー:Walter Legge, 1952年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, によりコピーライト登録・同年His Master's Voice :ALP 1030-5(当装丁)のバラ6枚にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, コロネーションデザインのバラ6枚はなかなか無い, 入荷の少ない希少タイトル!英国盤が最も希少!1957年頃後期コロネーションジャケット入りの段付グルーヴガード盤×6枚と箱入り変更される, フランスでは1954年 La Voix De Son Maître:FALP 221-6(金大ニッパー内溝フラット盤・箱入り)にて初リリース→FALP 30331-5, ドイツでは1954年頃Electrola:WALP 1030-5/WALP 574-8→E 90032-7で発売, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フルトヴェングラーのワーグナー全曲の中で、内容、セールスとも、最も成功した録音ではないだろうか。1952年の世界初全曲録音でもある。オケも名門フィルハーモニア。そして、コヴェント・ガーデン王立オペラ合唱団。6枚のバラの見開コロネーションジャケットに裸のまま入っていた。溝付厚手盤の音は、ズシリと重みのある低音が嬉しい。本物の音がする。おっとりした曲だが、緊張感と生暖かい空気を運んでくる。これから始まる壮大な物語を暗示するに充分な舞台だ。圧倒的な名演として1980年代から既に決定盤として定着している「トリスタンとイゾルデ」。バラで6枚という長尺モノで1980年代は優に10万円を超える価格が当然であったがその名声は常に不動であったLPである。フラグスタート起用についてはひと悶着あったしく、フラグスタートはプロデューサーがウォルター・レッグでなければ出ないという条件を出したらしい。当時フルトヴェングラーとウォルター・レッグは険悪な仲であったが、どうしてもフラグスタートを使いたいフルトヴェングラーが折れたようである。しかし当のフラグスタートは既に60歳近くであり高い音を出しにくくなっており、一部シュヴァルツコップがマイクの前ですり替わって歌ったという逸話がある。この件が公にされてしまったため、フラグスタートはEMIと絶縁したという。その後はDECCAに移籍した。大作であり、いかなEMIといえども簡単に録音できる作品ではない。古い録音だが音質はすこぶる良く、ストレスなく全曲聴いてしまえる内容。それもそのはずで、フルトヴェングラーはこのプロジェクトでレコード録音の真価を認め、翌年の「ニーベルングの指環」全曲録音を決心したらしい。冒頭から始まる深々とした前奏曲から心奪われることは間違いない。スタジオ録音ながらライブのような熱気と雰囲気がある。フラグスタートの歌が出てくると、フルトヴェングラーが彼女に拘った理由が理解できるはずである。テノールのズートハウスとの愛の二重唱は二度と再現できない絶品との評価で知られる場面。「トリスタンとイゾルデ」だけはアンチ・フルトヴェングラーといえども認めざるを得ない録音である!

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