商品コード:1321-044p[ARION] R.パスキエ(vn) A.ムニエ(vc) J.d.ドナート(cl) C.ラヴォワ(pf) / メシアン:世の終わりのための四重奏曲

[ 1321-044p ] Messiaen – Quatuor Pour La Fin Du Temps



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商品コード: 1321-044p

作品名:メシアン:世の終わりのための四重奏曲/ 1.水晶の典礼(Liturgie De Cristal)-- 2.世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ (Vocalise, Pour L'Ange Qui Annonce La Fin Du Temps)-- 3.鳥たちの深淵(Abîme Des Oiseaux)--4. 間奏曲(Intermède)-- 5.イエスの永遠性への賛歌(Louange A L'Eternité De Jésus)-- | --6. 7つのトランペットのための狂乱の踊り(Danse De La Fureur Pour Les Sept Trompettes)--7.世の終わりを告げる天使のための虹の混乱 (Fouillis D'Arcs-En-Ciel, Pour L'Ange Qui Annonce La Fin Du Temps)--8.イエスの不滅性への賛歌(Louange A L'Immortalité De Jésus)
演奏者:R.パスキエ(vn)A.ムニエ(vc)J.d.ドナート(cl)C.ラヴォワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:ARN 38453
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスのオリジナル】---ツヤ消黒/銀2本線,グルーヴガード厚,センターホール上にstéréo,表記されたレコード番号:ARN 38453,Price Code:なし,(P)1978,Rights Society:SACEM,スタンパー/マトリクス:O0() 786 AR 38453 A /O0() AR 38453 A 787 (ラウンド小文字スタンパー・ARION/AGI タイプ),ARION音源AGI製造を示すO0() ARとレコード番号をを含む専用マトリクス使用,補助マトリクス:なし,再補助マトリクス:なし,カッティング担当:不明,1980年代のスタンパーを使った1979年頃製造分,(P)1978だが実際の製造は1979-80年頃と思われる,黄緑/黒狭内溝レーベル存在せず,これより古いレーベル存在せず,最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,ARION音源のARION製作AGIプレ,工場:AGI /Audio Graphic Industries-Saussay - B.P 32. 28260 Anet,オリジナル,original
ジャケット:【フランスのオリジナル】---見開両面コート中入れ,10時に白色で竪琴マーク ARION ○○,リブレット綴込,12時にChefs-D'Œuvre De Notre Temps,裏面12時にLes Joyaux De Votre Discothèque,表記されたジャケット番号:ARN 38453,Price Code:Ⓚ,背文字:あり(白色・青背景),ジャケ裏年号:なし,(P)(C)1978,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Disques Arion S.A.,印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes,供給:Disco-France,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:1978年パリ・でのステレオ録音, 録音技師:Claud Morel, プロデューサー:Ariane Segal, 技術:Jean-Marc Laisne, 1979年頃Disques Arion S.A.によりコピーライト登録・同年ARION:ARN 38453(当装丁)にて初リリース, (P)1978だが実施の発売は1979年頃で黄緑/黒狭内溝レーベルは存在しない, これは初年度リリース分オリジナル, R.パスキエを中心にしたARION専属のVn・Vc・Cl・Pfの4人のメンバーによる演奏, 世の終わりのための四重奏曲の名演のひとつ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+, ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した小規模ながら誇張のない自然な高音質で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:メシアン:世の終わりのための四重奏曲は難解な曲が多いメシアン作品の中でも特別に人気が高い曲である。1940年にオリヴィエ・メシアン自身が第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜となり、ゲルリッツにあったStalag VIII-A(第8A捕虜収容所)に収容されていたときに作曲された。曲想は『ヨハネの黙示録』10章に基づく。原題は直訳すれば『時の終わりのための四重奏曲』であり(そのように訳される場合もある)、『世の終わり~』は意訳であると言える。ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノという特殊な編成の四重奏曲である。この編成は第二次世界大戦中に起こるメシアンの偶然の出会いの連続で生まれた。1939年8月25日、メシアンは召集されフランス軍の兵士となる。メシアンとチェロ奏者エティエンヌ・パスキエ、クラリネット奏者アンリ・アコカは、ヴェルダンのヴォーバン要塞で出会う。メシアンは自分のクラリネットを持っていたアコカのため、要塞近郊の鳥の鳴き声にインスピレーションを得て第3楽章「鳥たちの深淵」を作曲する。しかし戦争が激化し、1940年6月20日にドイツ軍に捕らえられ、ナンシーの野営地で約3週間とどまる。アコカが「鳥たちの深淵」を初めて演奏したのはこの野営地であった。その後3人はゲルリッツ(現ザクセン州、一部は現在ポーランドのズゴジェレツ)のStalag VIII-A(第8A捕虜収容所)に移送される。メシアンが有名な音楽家であることが知られると捕虜の義務を免除され、作曲に集中できるよう別の棟に移された。当初メシアンが作曲していたのは三重奏曲であったが、アンリ・アコカと同じ寝棚であったヴァイオリン奏者ジャン・ル・ブレールが加わり四重奏曲となった。収容所にはチェロやヴァイオリンはいくつかあり、アコカは自分のクラリネットを持っていたが、ピアノはなかったため、四重奏曲のリハーサルは行えなかった。1940年11月にピアノが到着すると、彼らには1日4時間の練習時間が与えられた。初演は1941年1月15日午後6時、第27兵舎でジャン・ル・ブレール(ヴァイオリン)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)、オリヴィエ・メシアン(ピアノ)によって行われた。メシアンはこの初演について、「5千人の捕虜を前に演奏された」「極寒の収容所内でチェロの弦は3本しかなかった」と回想し、「私の作品がこれほどの集中と理解をもって聴かれたことはなかった」と語っているが、実際には初演の会場は上記のように400席程度の大きさであり、パスキエは間違いなく弦は4本あったと主張している。2008年はメシアン生誕100年にあたり、収容所跡でこの曲の再演が行われた。初録音は1956年6月アンドレ・ヴァセリエ(クラリネット)、オリヴィエ・メシアン(ピアノ)、ジャン・パスキエ (ヴァイオリン)、 エティエンヌ・パスキエ (チェロ)でLe Club Français Du Disqueに録音された。1963年ERATOにH.フェルナンデス(vn)G.ドプリュ(cl)J.ネイルス(vc)M.M.プティ(pf)で録音があったが、その後1960年代には無く、1970年代に入り数点の録音が行わた中の一つが当盤である。初録音のメンバーであるジャン・パスキエの甥であるレジス・パスキエが参加している点が意義深く、作曲の経緯は叔父からしっかり聴いていたことは想像に固くない。限られた選択肢の中で選ばれてしかるべき録音である。

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