商品コード:1321-035b[ARION] R.パスキエ(vn) / イザイ:無伴奏Vnソナタ(全6曲)

[ 1321-035b ] Eugène Ysaÿe - Régis Pasquier – Les Six Sonates Pour Violon Seul, Op. 27



通常価格:¥ 9,900 税込

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商品コード: 1321-035b

作品名:イザイ:無伴奏VnソナタOp.27(全6曲)/第6番 ホ長調 (マヌエル・キロガに献呈),第2番 イ短調 (ジャック・ティボーに献呈), 第1番 ト短調 (ヨーゼフ・シゲティに献呈) --Grave--Fugato Molto Moderato-- Allegretto Poco scherzoso-- | -- Finale Con Brio,第3番 ニ短調「バラード」 (ジョルジェ・エネスクに献呈),第5番 ト長調 (マチュー・クリックボームに献呈),第4番 ホ短調 (フリッツ・クライスラーに献呈)
演奏者:R.パスキエ(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:ARN 38355
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----黄緑/黒土手なし狭内溝,10時にMade in France(ラウンド白文字),グルーヴガード厚,表記されたレコード番号:ARN 38 355,Price Code:なし,(P)1976,Rights Society:SACEM,スタンパー/マトリクス:ARI 38355 A CIDIS/ARI 38355 B3 DU3 CIDIS (ラウンド小文字スタンパー・ARION/仏PHILIPSタイプ),ARIONステレオ製造を示すARI***で始まりレコード番号を含む仏PHILIPS型専用マトリクス使用,CIDISは工場を示しCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた,補助マトリクス:A1/A1,再補助マトリクス:なし,カッティング担当:不明,1970年代のスタンパーを使った1976年頃製造分,黄緑/黒土手レーベル存在せず,黄緑/黒土手なし狭内溝レーベルの最初期分,これより古いレーベル存在せず,最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在するか不明,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,ARION音源のARION製作仏PHILIPプレス,工場:CIDIS.Phonogram, Antony,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----見開両面コート中入れ,リブレット綴込,10時に白色で竪琴マーク ARION ○○,2時に緑〇STEREOシール付,裏面12時にLes Joyaux De Votre Discothèque,表記されたジャケット番号:ARN 38355,Price Code:Ⓚ,背文字:あり(白色・青背景),ジャケ裏年号:なし,(P)(C)1976,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Disques Arion S.A,印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:1975-6年頃パリでのステレオ録音, 録音技師:Claude Morel, プロデューサー:Ariane Segal, 技術協力:Monique Vaysse, 1976年Disques Arion S.Aによりコピーライト登録・同年ARION:ARN 38355(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 欧州で初の全曲録音だったと思われる, 世界初録音は1971年2月和波孝禧(1945-)が1971年2月に杉並公会堂で行った(日COLUMBIA:OS 10112-3 N・2枚組), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+, ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した, 小規模ながら誇張のない自然な高音質で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:イザイの無伴奏Vnは、テレマンと同じく録音が非常に少ない。1点のみ選ぶとすれば、これで決まりだと思う。パスキエの切れの良いVnで聴くと、難解と思えていたこの曲が、何と親しげに聴こえてくることか。'76の録音・プレスながら、黒/銀になる前の黄録レーベルの音は良く、この曲をお探しの方にはぴったりの1枚と言える。スーパーレア!この曲の決定盤!! イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタといえばなんといっても全盲の日本人Vn奏者の和波孝禧(1945-)の1971年2月に杉並公会堂で行われたものが世界初の全曲録音として世界的に有名である。録音当時、ベルギーのウジェーヌ・イザイ協会から感謝のメッセージが寄せられたという。この曲は、自身も優れたヴァイオリニストであったイザイが、バッハの無伴奏ソナタとパルティータを強く意識して書いたもの(イザイの自筆譜にはバッハの各曲の調性のメモがある)。各曲が名ヴァイオリン奏者やイザイの高弟に捧げられているのも特徴。第1番はシゲティ、第2番はティボー、第3番はエネスク、第4番はクライスラー、第5番はイザイの高弟でイザイ弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者を務めてもいたマシュー・クリックボーム、第6番はイザイの高弟、マヌエル・キロガに捧げられている。バッハの引用があったり、グレゴリオ聖歌の引用があったり、また、バロック風、スペイン舞曲風、印象派絵画のような楽曲など、実に個性豊かで超絶技巧も随所に盛り込まれた難曲揃いの曲である。演奏のヴァイオリン奏者のレジス・パスキエ(1945-)はフランスのヴァイオリニスト。父ピエール・パスキエ、叔父ジャン、エティエンヌはパスキエ三重奏団の創設者。兄ブルーノ・パスキエはヴィオラ奏者。1958年、12歳でパリ国立高等音楽院のヴァイオリン科と室内楽科を一等賞で卒業。2年後にはニューヨークでリサイタル・デビュー。ニューヨークではアイザック・スターン、ダヴィッド・オイストラフ、ピエール・フルニエ、ナディア・ブーランジェ、ジノ・フランチェスカッティらの薫陶を受ける。特にアイザック・スターンはイザイから特別の指導を受けており、スターンの教えを受けたレジス・パスキエはイザイの孫弟子といえる関係。パスキエは和波孝禧に遅れること5年程で恐らく和波に次ぐ2番目の全曲録音だったと思われる。一部録音はパスキエ以前にあったが全6曲の録音は極めて少ない。ヴァイオリン・ファンには重要な作品である「イザイ:無伴奏Vnソナタ」だが実際、選択肢が限られていて、パスキエの録音が決定盤とされて何ら不思議のない録音といえる。

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