商品コード:1322-044n[MELODIYA] B.ベフテレフ(pf) / シューベルト:Pfソナタ9番, プロコフィエフ:思考 他

[ 1322-044n ] Boris Bekhterev - Schubert, Prokofiev – Sonata, Thoughts, Things In Themselves, Fragment From Music To "Eugene Onegin"



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商品コード: 1322-044n

作品名:シューベルト:Pfソナタ9番Op.147 D 575 | プロコフィエフ:思考 Op.62(全3曲),その物自体 Op.45(全2曲),劇付随音楽「エフゲニー・オネーギン」Op.71~フラグメント第42番「昔々、あなたに会えたら...」
演奏者:B.ベフテレフ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 03155
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---紺/銀DL(ダブルレター),CTEPEO ○○33,グルーヴガード厚,ГОСТ 5289-68,TУ-なし,Repertoire group:Вторая-2гр,Price Code:1-20,Год выпуска(発行年):なし,スタンパー/マトリクス:33CM 03155 3-1/33CM 03155 3-1 (ラウンド小文字マトリクス・MELODIYA通常タイプ),露語表記・国内仕様,1970年代スタンパーを用いた1972年頃製造分,プレ・メロディアレーベルは存在せず,DLレーベルの最初期分,モノラル存在せず,MELODIYA音源のMELODIYAプレス,モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作,オリジナル世代,original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・オールユニオン),表記されたジャケット番号:CM 03155-6,Price Code:Цена 1 руб. 45 коп,背文字:あり(黒色・白背景),ジャケット裏年号:Apt. 36-8 Закなし,(C)なし,露語表記・国内仕様,製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись,これより古い世代のジャケット存在せず,オリジナル世代,original generation
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1972年またはそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:Mikhail Pakhter, , プロデューサー:記載なし, 1972年MELODIYA:CM 03155(DLレーベル)の当装丁にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル世代とした, 当社初入荷2の希少タイトル, ボリス・ベフテレフは初登場のピアニスト, 当社初入荷の希少タイトル, シューベルト:Pfソナタ9番は旧番号の8番と表記されている

商品詳細:ボリス・ベフテレフ(1942-)は今まで一度も入荷の無かった初めて聴く名前の男性ピアニスト。佐藤氏の「ロシア・ピアニズム」には僅かに解説があった。直接の師はグネーシン音楽学校のE.フェドルチェンコらしい。その後モスクワ音楽院でヤコフ・ミリシュタイン(1912-)に師事している。ミリシュタインはイグムノフの最初の世代の弟子であるのでイグムノフ一派の孫弟子となる。ミリシュタインには3人の弟子が居てV.サガロフとレオンスカヤである。ボリス・ベフテレフはこの2人と同門である。レオンスカは西側で有名になったがベフテレフとサガロフは西側には出なかった。佐藤氏は「ロシア・ピアニズム」の中でベフテレフをクレショフの項目でチェリカソフ、ヴィアルド、バーク、ルジャノフらと並ぶ凄腕ピアニストであると書いている。ベフテレフについては多くの情報は書かれていない。ヤコフ・ミリシュタインには録音がなく知ることは出来ないが、近い同門にダヴィドヴィチがいる。ベフテレフは5枚のLPを出しているがうち4枚は室内楽等の伴奏でソロ録音はこの1枚だけという状況であることが分かった。貴重なLPである。聴いた印象では鋭い打鍵を繰り出す瞬発力のあるタイプ。シューベルトでは大きな音は出さないが、効果的に時折、ボクサーのジャブのように披露する。その瞬間にロシアン・スクール生だとすぐに解かる。そのジャブを聴きたくて最後まで聴いてしまう。B面のプロコフィエフでは全体に不穏な雰囲気を漂わせ、それらしい場を作るのが上手いピアニスト。ジャブが連続パンチのようになリ、俄然盛上る。プロコフィエフを弾かせたらピカ一だろう。プロコフィエフは3曲とも今まで殆ど録音がない珍しい単独曲で、最後は劇音楽「エフゲニー・オネーギン」からのパラフレーズとしている。プロコフィエフのソナタには興味のない方にもこれら単独小品は静かで不気味なプロコフィエフらしい魅力ある曲であり、演奏である。ロシアン・スクールの手にかかると、難解だけのイメージで知られるプロコフィエフの多面性や奥深さを知る機会となる。ベフテレフはその後、モスクワ音楽院で14年間教鞭を執る。また時期は不明だが恐らく1980年代以降、カーネギーホール、スカラ座、ウィーン・コンツェルトハウス、クイーン・エリザベス・ホール、東京文化会館などでコンサートを開催。神戸女学院大学と武庫川大学で15年間ピアノ教授を務めた後、現在はイタリアに住み、教育
と芸術の道を歩み続けているらしい。2015年にはスクリャービンのピアノ独奏曲全曲の録音を完了したという。国外に出てそのスキルを役立てている鬼才の一人。我々はほんの一部の事しか知らない。

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