商品コード:1322-043n[MELODIYA] N.ペトロフ(pf) / ウェーバー:Pfソナタ2番, ハイドン:Pfソナタ第43番
商品コード: 1322-043n
商品詳細:ロシアン・スクールの鬼才、ニコライ・ペトロフ(1943-2011)はモスクワ生まれ。ロシアではギレリス、リヒテル後の大物として人気は高い。確かにその経歴は見事、ヴァン・クライバーン・コンクール2位、エリザベート王妃コンクール優勝、「鋼鉄のタッチと万華鏡のような音色」と称賛を得ている。ネイガウスの高弟、Y.ザークの門下生でネイガウス一派である。ザーク門下の中でもとびきりの技巧の持ち主。ロシアでもトップクラスの頭がクラクラするような超絶技巧の持ち主である。聴くのも大変なLPだがロシア人はここまでしても技巧曲を弾きたがるらしい。サーカス顔負けの離れ業のような録音が多いペトロフ。今回はウェーバー/ハイドンのソナタ録音。技巧を出す曲ではないが、余る技巧を余裕にしセンスの良さを生かして、西側のピアニストとは一味異なるウェーバー/ハイドンの演奏を見せる。「ロシアの重戦車」とあだ名を付けられるほどメカニック重視のピアニストだが、ここでは単に突進するだけのスタイルではなく、しっかりした構成の上にアクセントして超絶技巧を散りばめ、誰の演奏とも似ていないペトロフ節といえるような演奏を展開。タイトルを見ずに聴いたら、誰の曲かにわかに判別ができないような個性的な演奏である。特にハイドンではこんな演奏は聴いたことがない。余程他人と似た演奏が嫌いなようである。全体に抑えた演奏でガンガンと前に張り出すスタイルではないがおっとりしたハイドンではない。ウェーバーではテンポを操り、独自性を強調する。こちらも大人しめの抑えた演奏としている。その為、ごくたまに繰り出す超早業が功を奏する。プロコフィエフのPfソナタをMELODIYAで初めて全曲録音した鬼才である。プロコフィエフに関しては圧倒的な存在感を誇るものの、未だ知られているとは言い難いピアニスト。ロシアン・スクールの申し子であり、その延長線上にこれらソナタ集がある。ペトロフの抑えた演奏がどういうものかよく解る録音。
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