商品コード:1322-020[CALLIOPE] A.デュメイ(vn) J.ルヴィエ(pf) / シューベルト:二重奏曲, VnとPfのためのソナチネ第1, 2番

[ 1322-020 ] Schubert, Augustin Dumay, Jacques Rouvier ‎– Grand Duo En La Majeur Op. 162 / Sonatines Op. 137 N° 1 Et 3



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商品コード: 1322-020

作品名:シューベルト:二重奏曲(デュオ)Op.162 D.574 | VnとPfのためのソナチネ第1番 ニ長調Op.137-1 D.384,VnとPfのためのソナチネ第2番 イ短調Op.137-2 D.385
演奏者:A.デュメイ(vn)J.ルヴィエ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1603
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 背側に軽度の黄ばみあり,僅かなラミネート浮きあり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀/黒竪琴内溝,2時にMade in France(ラウンド黒文字),9時にもMade in France(横黒文字),3時にGravure Universelle 33T. 1/3,グルーヴガード厚,表記されたレコード番号:CAL 1603,Rights Society:DP,(P)なし,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:CAL 1603 LPL 4447 1Y 380 CIDIS DU1/CAL 1603 B.T1 L+ xx (ラウンド小文字スタンパー・CALLIOPE/仏PHILIPS・IPGタイプ),CALLIOPE録音・製造を示すCAL***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用,カッティング担当:不明,補助マトリクス:A/-,再補助マトリクス:なし,CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた,1970年代のスタンパーを用いた1976年頃の製造分,これより古いレーベル存在せず(別タイプ存在する可能性あるが最古は間違いない),最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず(両面でスタンパー会社が異なるレアケース・プレスはCIDIS),カッティング担当:C.I.D.I.S. Louviers,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,CALLIOPE音源のCALLIOPE制作プレス不明,工場:Compagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Son/CIDIS.Phonogram, Antony,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート,2時に灰ベースで縦型楕円 竪琴ロゴとCALLIOPE,表記されたジャケット番号:CAL 1603,Price Code:なし,背文字:あり(灰色・クリーム背景),(P)(C)なし(1976年頃と思われる),ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Calliope.Jacques Le Calvé,印刷:Imprimerie A.R.E.A.C.E.M..F-12,配給:WEA Filipacchi Music,見開きジャケットの最初期分,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:1975年4月/7月フランスでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1976年頃Calliope.Jacques Le Calvéによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1603(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, プレス専門会社CIDIS Antonyのプレス, デュメイのCALLIOPE録音はこの1枚のみ, 珍品!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★++, CALLIOPEのプレスは同時期に2種以上ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレスと大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベルが初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2~3種混在する番号がありプレスの順序付けは難しいのが実情, 黒竪琴浅レーベルにも数種あり, これは自社特約工場を持たないため起こる現象, 工場はその都度異なる・CALLIOPEはフランス・マイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル

商品詳細:デュメイの珍しいCALLIOPE録音。EMI系に録音を始めたばかりの時期に当たる。CALLIOPEへの唯一の録音となった。強い意志に裏付けられた純粋な心がそのまま音に出ている。若手の中でこれだけ穏やかに情のこもったソリストは少ない。デュメイはその極限られた中の一人。彼はこの後CD期まで活躍を続けるがさすがに'80年代デジタル期には、その強い意志も録音機材の貧困さにこの壁を破るのは困難だった。1970年代の男性ヴァイオリニストとしては異例の注目株。彼は'80年代に入っても注目すべき録音を残した例外的存在! オーギュスタン・デュメイ(1949-)はパリ生まれのヴァイオリン奏者。3歳でヴァイオリンを始める。両親に連れられて聴きに行ったナタン・ミルシテインの演奏会がきっかけだったという。10歳でパリ音楽院に入学。13歳で卒業するという神童ぶりを発揮した。14歳で、モントルー音楽祭でリサイタルを開く。このリサイタルをシェリングとシゲティが聴いて高く評価する。その後シェリングに推薦され、南米ツアーに行く。シェリングは自分が代役を依頼されたが都合が付かず、デュメイを推薦したという。帰国後、デュメイはミルシテインへの師事を許され、更にアルテュール・グリュミオーの下で4年間師事する。グリュミオーからはヴァイオリンばかりでなく、芸術一般についても多くのものを学んだという。デュメイによると、14歳でソリストとして評価されながら、ミルシテイン、グリュミオーの下で学んだことにより、一つの作品にじっくりと取り組む姿勢を叩き込まれ、それが自分の大きな財産になっているという。コンクールを経ずに評価を高めていった希有な演奏家である。ヘルベルト・フォン・カラヤンに絶賛され、1979年にカラヤンがパリで開いた特別祝賀コンサートに招かれ共演している。ピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュには'90年代の初頭に初めて出会い、デュオを組んでいる。2008年9月から関西フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、2011年から音楽監督として来日している。これはデュメイが通常在籍しているEMI系レーベルには録音のないシューベルト:二重奏曲を含む唯一のCALLIOPE録音。デュメイの最初のEMI系録音が1977年なのでそれ以前の23歳でピエール・カルダン・レーベルへのバッハ他を入れたデビュー録音?のすぐ後の1975年録音である。ここでのピアノは当時CALLIOPEに籍を置いたジャック・ルヴィエ(1947-)で恐らく1980年まではさらなる共演はないと思われる。何故なら1977年から始まるEMI系録音でのピアノはそこに籍があるジャン・フィリップ・コラール(1948-)になるからである。デュメイのシューベルトは1982年仏EMIにPfトリオ2番Op.100をジャン・フィリップ・コラールとフレデリック・ロデオン(1952-)と録音しただけで、二重奏曲他はLP時代唯一の録音となった。ピアノに比べ若手ヴァイオリン奏者の質的劣化が指摘されて久しいが、デュメイだけは数少ない例外といえるほど高いクオリティを持った若手である。2024年時点で75歳となるがデュメイの1970-80年代の録音はどれも不満なく聴くことだ出来る稀なヴァイオリン奏者である。シューベルトのデリカシーをしっかりと表現した見事な演奏。

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