商品コード:1322-008[Harmonia Mundi] レ・ミュジシャン/ モーツァルト:Cl五重奏曲K.581, ClトリオK.498
商品コード: 1322-008
商品詳細:レ・ミュジシャン(Les Musiciens)は、新パスキエ・トリオが中心になって結成した幅広く室内楽を演奏する為の団体で、コレギウムと異なり、純フランス人メンバーである為、古くから受け継がれてきたフレンチ・スタイルの現代版と言えよう。録音は1983年と古くはないが、デリカシーに溢れた個人の技は昔通りに冴え、'60年代の演奏と並べても見劣りしない内容。全体にさっぱりとしてはいるが、品の良さはこの上ない。1983年の録音ながら初期盤フリークにも十分受け入れられる内容を持つ!長岡鉄男外盤ジャーナル掲載。新パスキエ・トリオはSP期からフランスで活躍したパスキエ3兄弟による元祖パスキエ・トリオのヴィオラ担当のピエール・パスキエの2人の息子、レジスとブリュノを中心に結成された。新パスキエ・トリオは彼等だけで活動・録音を行うとともに、レパートリーを増やすため全6人の室内楽団体へと発展、それが「レ・ミュジシャン」である。当初、新パスキエ・トリオの3人+ヴァイオリンにロランド・ドガレイユ、ピアノにジャン・クロード・ペヌティエを加えた5人でスタートし、弦楽四重奏曲、ピアノ四重奏曲などがレパートリーに加わった。後にクラリネットのミシェル・ポルタルも加わり6人となり、レパートリーは大きく拡充し、最大でCl五重奏曲まで演奏可能となった。満を持して1983年3月にモーツァルト:Cl五重奏曲K.581とClトリオK.498を録音してHMから発売。新鮮なスタイルと新パスキエ・トリオの人気で1980年代としては異例の大ヒットとなった。1980年代録音はどれもが軽くなった演奏という不の連鎖の中でこの録音は、古楽器の美しい響きと斬新な演奏が相まって、1980年代ならではの素晴らしい演奏となった。その為プレスは多いが、十分に楽しめる1枚である!
レ・ミュジシャンの在庫一覧へ