商品コード:1323-031[Charlin] カメラータ・ルティエンシス, J.P.ウスターシュ(fl) / 「スウェーデンの宮廷音楽」

[ 1323-031 ] Camerata Lutetiensis / Jean-Pierre Eustache / Dietrich Buxtehude, Gustav Dueben, Johan Helmich Roman – Musik Am Schwedischen Königshof


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商品コード: 1323-031

作品名:スウェーデンの宮廷音楽/ブクステフーデ:4つのヴィオールのためのソナタ,G.デューベン:3つの舞曲 | J.H.ローマン:ドロットニングホルム城王宮の音楽
演奏者:カメラータ・ルティエンシス,J.P.ウスターシュ(fl)
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:CL 7
M/S:ステレオ, stereo(stéréo compatible)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---白/アズキ,3時にMade in France(ラウンド・アズキ文字),グルーヴガード厚手,レコード番号:CL-7,(P)なし,Rights Society:記載なし,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:CL 7 A/CL 7 B (ラウンド小文字スタンパー・A Charlin旧タイプ),A Charlin製造を示すCL**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用,補助マトリクス:ラウンド・Mスタンパー・M6 232501/M6 232502,再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire):YPARTX 53594/YPARTX 53595,ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス,1960年代のスタンパーを用いた1968年頃の製造分,白/アズキレーベル・旧字体ロゴ(A Charlin Disques)が存在すると思われる(1964年頃分),これより古いレーベル存在する,最古レーベル・最厚プレスではない,更に古いマトリクス存在しないと思われる,モノラル存在するか不明,RIAAカーヴである,Disques A Charlin音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,第2版,2nd issue
ジャケット:【フランスでの第2版】---彫刻共通デザイン・折返紙ペラ,7時方向にSTÉRÉO COMPATIBL Disques Charlin,スポンジなし,表記されたジャケット番号:CL-7,Price Code:なし,背文字:あり(黒色・白紙背景・上下こげ茶),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない),製作:Edition André Charlin,印刷:記載なし・フランス製,これより古いジャケット存在する ,同一デザインで濃い色のスポンジ付ジャケットが存在すると思われる,供給:Mondiodis,第2版,2nd issue
トピックス:1963年頃のステレオ録音(ワン・ポイント録音)と思われる(モノラル存在するか不明), 録音場所不明, 録音技師:Andre Charlin, プロデューサー:不明(兼任か?), 1964年頃Edition André Charlinによりコピーライト登録・同年Disques A Charlin:CL 7(白/アズキレーベル・旧字体ロゴレーベル・スポンジ付きジャケット)にて初リリースと思われる, モノラルの入荷はない, これは1960年代中期以降のPathéプレスで音質は非常に良い(オリジナルはPathéプレスではないと思われる), Disques A Charlin録音としては最初期になる, スウェーデンゆかりのバロック作品集となっている, カメラータ・ルティエンシス(Camerata Lutetiensis), 独 SCHWANN:VMS 1009から同一内容のLPが出ている, 高音質録音!

商品詳細:シャルランの初期録音。タイトルは「スウェーデンの宮廷音楽」。ローマンはヘンデルと同時代のスウェーデンのヴァイオリニスト。デューベンはクープランのような音楽一家で、宮廷楽団の長を務めた作曲家。後にカール12世の側近として出世を果たした。ドイツ人のブクステフーデだが、出生に関する記録は殆ど残されていないものの、祖国はデンマークであるらしい。ブクステフーデの器楽曲は殆ど演奏されないが、これは数少ない録音の中で最上のもの。バロック作品集のような室内楽集となっている。目の覚めるような音質は流石シャルラン録音。カメラータ・ルティエンシスは古楽団であるが詳細は不明。使用楽器はpardessus・ガンバ、ソプラノ・ガンバ、アルト・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ、チェンバロとオルガンの6人構成。今ではヴィオラ・ダ・ガンバといえばバス・ガンバを指すのが通例だが、ここではほぼ全ての種類のヴィオラ・ダ・ガンバが揃えられている。一見ヴァイオリンのように聴こえる弦の音はpardessus・ガンバまたはソプラノ・ガンバの音と思われる。ガンバ属だけの弦楽5重奏団のようである。ガンバ属はヴァイオリン属と違い、薄い板が使われ、そのため弦の張力はヴァイオリン属よりも弱い。フレットを持つが、ギターのような固定式ではなく、ガット弦などを棹に巻き付けたのみで、音程の微調整のために動かせるようになっている。フレットは開放弦の5度上の音程まで付いている。駒は指板と同様に天面の曲率が小さく、そのため重音奏法が容易である。しかし上記の構造から音が小さい。その為18世紀の後半にはヴィオラ・ダ・ガンバの使用は衰退した。古楽団体は好んでガンバ属を用いるが、それはヴァイオリン属には出せない古風で柔らかい優しい音が出せる。古楽の雰囲気を出すにはこれほど相応しい楽器はないのである。異なる音域のガンバ属だけを用いた演奏では独特の鄙びた世界感が表現できる。このLPもその世界感を目指して制作された録音の一つである。

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