商品コード:1325-063[DECCA] A.d.ラローチャ(pf) / グラナドス:ゴイェスカス(恋する若者たち)全8曲~7曲

[ 1325-063 ] Granados, Alicia De Larrocha ‎– Goyescas Volumes 1&2 / El Pelele


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商品コード: 1325-063

作品名:グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス」(恋する若者たち)全8曲~7曲/恋する若者たち 第1部:第1曲・愛の言葉-- 第2曲・窓辺の語らい--第3曲・燈し火のファンダンゴ--第4曲・嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす-- | --恋する若者たち 第2部:第5曲・愛と死(バラード) --第6曲・エピローグ・終曲〈幽霊のセレナード〉, 補遺~わら人形
演奏者:A.d.ラローチャ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6785
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED5, 帯にffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England・The Decca Record Co. Ltd, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:SXL.6785, Rights Society:Britico, (P)1977(3時), TAX Code:廃止(1973年4月1日以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-15067-1W/ZAL-15068-5W (ストレート小文字スタンパー・DECCA通常タイプ), DECCA規格の英国録音ステレオ製造を示すZAL**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはHarry Fisherのカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):IU/CM, 再補助マトリクス(9時):2B/5E, 1970年代スタンパーによる1977年頃製造分, ED1/ED2/ED3/ED4レーベルは存在せず, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, これより古い3時存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.New Malden.Surrey, U.K.., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA(白文字), 表記されたジャケット番号:SXL 6785, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景)(P)(C)1977, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Clout & Baker Ltd., 折返ジャケットは存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1976年12月10-13日ロンドン・West Hampstead・のDECCAスタジオでのステレオ録音, ラローチャの3回目録音となる, 録音技師: Martin Smith, プロデューサー: James Walker, カッティング技師:Harry Fisher, 製造:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 1977年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年マトリクス1W/5Wで印刷所Clout & Baker Ltd.のジャケット入りで初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, ラローチャのスペイン物は当所から人気が高くプレスは多かった, 当盤収録の7曲に「補遺」~第8曲「ゴヤ風のセレナーデ」が入り完全な全曲となるが当盤に於いては第8曲は未録音, 但し「ゴイェスカス」は「補遺」は省き「恋する若者たち 第1部」(4曲) +「恋する若者たち 第2部」 (2曲)の計6曲で全曲とするのが通例で、当盤は6曲+おまけの1曲(補遺~第7曲「わら人形(ゴヤ風な情景)」)と考えるべきである, 当録音以降第7曲「わら人形(ゴヤ風な情景)」を第2部に参入して全7曲構成とする演奏習慣が出来た, 楽譜には原典版とラローチャ版があり当録音はラローチャ版で演奏されている, 1977年以降当録音がピアノ組曲「ゴイェスカス」のスタンダートとなった

商品詳細:1976年の録音。特別レアというわけでもないが、スペイン音楽をこれだけ優美に上品に弾いてくれるピアニストは、ラローチャをおいて他に居ない。イベリア系ピアニストはどうしても土地の色合いをそのまま持ち込みがちであるが、他国の人にそれは少し抵抗が強い。中華料理もその国々で味付けが少しづつ異なるように、ラローチャはスペイン音楽の国際化を見事に果たした。心温まる安らぎをもたらしてくれる。ピアノ組曲「ゴイェスカス」はスペイン系のピアニストにとって非常に重要且つ、代表的な作品である。グラナドスはピアノ組曲の最初の6曲を1911年に作曲し、後に自身の手でオペラに改作している。オペラは1916年に作曲され、サルスエラの様式で作曲され、3幕から成るが全曲を通して演奏しても50分に満たない。初演は1916年1月28日にニューヨークのメトロポリタン歌劇場だった。グラナドスは、この作品の初演の為に夫婦で渡米し、帰路の船でドイツ軍潜水艦による無差別攻撃に遭い、悲劇的な最期を迎えた。当初の6曲に「補遺」とされる7/8曲目の2曲(わら人形 /ゴヤ風のセレナーデ)が追加されて演奏されることはステレオ期に入ってからのことでモノラル期の録音は殆どが補遺を除く6曲であった。第7曲の「わら人形」は、最初から正編6曲の中に含まれていたわけではなく、同名オペラの第1曲の編曲に他ならないが、現在では正編とまとめて演奏されるようになりつつある。因みに「わら人形」は、グラナドスの「ゴヤ風」の作品の中では唯一、現存する絵画に実際に対応した楽曲である。第8曲「ゴヤ風のセレナーデ」は、1909年に『ゴイェスカス』の草稿として作曲されながらも、正編から外され、近年に再発見されるまで長年忘れられてきた。従ってラローチャの録音に8曲目の「ゴヤ風のセレナーデ」が入っていないのは当然といえる。第7曲目の「わら人形」(補遺の第1曲)がこのLPに収録されているのはむしろラローチャのサービス精神の表れと見るべきなのだろう。

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