商品コード:1325-014[BASF-HM] H.ダインツァー(バセット・cl) H.クラッツ(インヴェンション・hr)/ モーツァルト:Cl協奏曲, Hr協奏曲3番

[ 1325-014 ]


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商品コード: 1325-014

作品名:モーツァルト:Cl協奏曲K.622 | Hr協奏曲3番K.447
演奏者:H.ダインツァー(バセット・cl)H.クラッツ(インヴェンション・hr)コレギウム・アウレウム
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:BASF-Harmonia Mundi
レコード番号:20 217981
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 2時に販売店シール付き
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---橙/黒, 外周1.5cmに低い盛上り, □BASF ロゴ □Harmonia Mundi, グルーヴガード厚, Rights Society:DP, Ⓟ1973, スタンパー/マトリクス:A-1395 A3 S3 A/A-1395 B4 S3 A (ラウンド小文字マトリクス・BASF/Sonopressタイプ), Sonopress製造を示すA-で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にMade in Germanyの刻印, 再補助マトリクス:なし, 1970年代製造のスタンパーによる1973年製造分, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在せず, さらに古い補助マトリクス存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスである, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Harmonia Mundi音源のBASF-Harmonia Mundi制作プレス, 工場:工場:Sonopress GmbH. Gütersloh Ariola-Sono-Press à Gütersloh, オリジナル, origin
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---見開両面コート, 10時に□BASF ロゴ □Harmonia Mundi, 表記されたジャケット番号:20 21798-1, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, Price Code:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Deutsche Harmonia Mundi, 印刷:Johannes Alt GmbH. Niderdorfelden, ツヤジャケット存在せず, これより古いジャケット・年号存在せず, オリジナル, original
トピックス:1973年またはそれ以前のドイツ・バイエルン州シュヴァーベン地方キルヒハイム・フッガー城「糸杉の間」(Zedernsaal, Schloss Kirchheim)でのステレオ録音, 録音技師:Dr.Thomas Gallia /Paul Dery, プロデューサー:Hubert Kübler, 技術協力:Sonopress. Gutersloh, 1973年Deutsche Harmonia Mundiによりコピーライト登録・同年BASF-Harmonia Mundi:20 217981(当装丁)にて初リリース→1976年頃Harmonia Mundi:1C 065-99 829(金/黒レーベル)にて再リリース, これは初年度リリース分オリジナル, フランスでは1973年頃仏Harmonia Mundi:HM20357にて初リリース, 英国では1974年英BASF:BAC 3001にて初リリース, BASFとHarmonia Mundiの関係は判然としないが録音はHarmonia Mundiが行っている, 販売においてBASFが関係し時にBASF-Harmonia Mundiという共同レーベルで発売される, BASF-Harmonia Mundiで出た後に単独で独Harmonia Mundiで再版されるケースが多い, 使用楽器:1790年製Steinkopf社製(バセットクラリネット), 1790年頃のAlexander Mainz社製(インヴェンション・ホルン)

商品詳細:これは1973年に発売されたコレギウム・アウレウムによるモーツァルトの2曲の協奏曲集。特にクラリネット協奏曲K.622はバセット・クラリネットを使用して演奏してる点が特徴。バセットクラリネットはクラリネット属の楽器の一種。クラリネットの低音域を記音ハ(C3)もしくはさらにその半音下(B2)まで拡張した楽器である。これをもちいることで、モーツァルトがクラリネット協奏曲 K. 622や五重奏曲 K. 581に記譜したと考えられている最低音まで演奏できる。初演当時の楽器は現存していないが、モーツァルトの協奏曲の初演者であるアントン・シュタードラーが演奏した18世紀末に開催されたコンサートのプログラムが1992年に発見され、そこに楽器の挿絵があったことから、奇妙な形のベルを伴った姿がほぼ当時のまま再現された。ただし現代のバセットクラリネットの形状は右図の写真のように通常のクラリネットの下管を長くし、キーが増設されたものである。1960年代ではこのバセットクラリネットを使っての録音はなかったと思われる。古楽器として用いられることが多く,専門の奏者が必要になる。この録音が初録音であるか不明だが1973年頃~注目され複数のレーベルから同じころバセットクラリネット使用のK.622がリリースされた。ジャケット裏に写真があり形が解かる。音も通常のクラリネットと異なる、低い音に胴なりのような特徴がある。低い音が出る分形は大きくなり演奏は難しくなる。コレギウム・アウレウム合奏団は1962年にドイツで結成された古楽器オーケストラの草分け。弦楽器奏者は18世紀の貴重な楽器を、管楽器奏者は古楽器のレプリカを演奏や録音に利用して、バランスの取れた音色を作り出そうとした。今日の古楽器演奏の水準から見ると、演奏法の時代考証が甘いという欠点が指摘されるが、エキセントリックなピリオド奏法による演奏にはなじめない世代も多く、両者の折衷的スタイルとして評価されれいる。バセットクラリネットによる演奏をこの時期に行った点は古楽器オーケストラの草分けとしての当然の姿勢であったと思う。K.622には1950年代~多くの敬遠が存在するが、実は楽譜の音が全てでいないという欠点があった。それを克服した演奏であり、また独得の音色も相まって、古典録音とは別の視点で見るべき録音である。その中で特に好感の持てる録音である。今日ではバセットクラリネット使用が普通になってきている。 ホルン協奏曲で使用されたホルンも1790年製のバルブのないインヴェンション・ホルン(ナチュラル・ホルンの一種)で此方も見るべき物がある。何よりインヴェンション・ホルンならではの優しい音色が魅力。これは1750年代初期にドリスデンのホルン奏者J.ハンペルと楽器製作者J.ヴェルナーが考案。しかし演奏には「ハンドストップ奏法」という通常のホルンとは全く異なる奏法で非常に習得が難しいらしい。何方も新しい楽器を駆使した演奏の先駆けであった。

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