商品コード:1326-060[COLUMBIA] G.ツィピーヌ指揮/ R.ルシェール:マダガスカル狂詩曲, 跳ね蛙
商品コード: 1326-060
商品詳細:レイモン・ルシュール(Raymond Loucheur・1899 - 1979)はフランスの作曲家。ル・アーブルでアルトゥール・オネゲルを生徒に持つアンリ・ウールレットの下で学んだ。その後、パリ音楽院に入学し、和声楽をアンリ・ダリエ、ポール・フォーシェ、ナディア・ブーランジェ、対位法とフーガをアンドレ・ジェダルジュ、作曲をマックス・ドローネとポール・ヴィダル、指揮をヴァンサン・ダンディと協力した。同時に、ジョセフ・バガーズにティンパニを学んだ。1928年、ルネ・ピュオーの台本によるカンタータ「エラクレス・ア・デルフ」で第1回ローマ・グランプリを見事に受賞し、1929年10月26日にラムルー・コンサートで演奏し、大歓迎を受けた。1925年~1940年の間、彼はパリ市内の学校で教えた。1935年にジョルジュ・ビゼー賞を受賞。1942年にセーヌ川学校?の音楽教育主任監察官を務め、その後1946年に公共指導総監となり、1956年~1962年までパリ音楽院の院長となった。1934年に国立音楽グランプリを受賞。ルシュールはノジャン・シュル・マルヌで80歳で亡くなった。声楽、管弦楽曲、室内楽などに多くの作品を残した。交響曲1番は1936年12月26日パリ・コンセール・コロンヌで初演された。Vn協奏曲はINEDISTレーベルにD.エルリのVnで録音された。ジョルジュ・ツィピーヌ(1907~1987)は同世代のクリュイタンスの陰に隠れてしまったが、1950年代にはパテ社の看板指揮者であり、ベルギー生まれのクリュイタンス(1905-1967)に対し、パリ生まれのロシア系ユダヤ人である。1931年より指揮者として活動。1941年にカンヌのカジノで指揮者を務め、ローラン・プティ・バレエ団やパリ音楽院管弦楽団などと共演を重ねた。1960年~1965年までメルボルン交響楽団の首席指揮者を務めた後は、母校で後進の指導に専念した。これは仏COLUMBIAで唯一のレイモン・ルシュール作品の録音と思われる。マダガスカル狂詩曲は1895年にマダガスカルがフランスの植民地となってから50年を迎えたことで1945年に作曲された曲で、1946年10月10日M.ロザンタール指揮で初演された管弦楽曲で、マダガスカル風の軽快なリズムを持つ曲。ポップ-フロッグ「バレエ・パントマイムによる2つの絵画」は、エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の短編小説「跳ね蛙・Hop-Frog」1849年作をバレエ音楽化した作品。バレエ・パントマイムによる2つの絵画というサブタイトルを付けて2つの楽章で描写している。舞台芸術の要素を取り入れ、近代フランスの演劇要素がよく表現された作品となっている。打楽器と管楽器が多用された管弦楽曲。超珍品の希少盤!
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