商品コード:1326-052p[VSM] G.シフラ(pf)/ リスト:Pf協奏曲1, 2番
商品コード: 1326-052p
商品詳細:このASDFは、その録音の良さに圧倒させられる。シフラのレコードは、数は多いがこういったステレオはそう多くない。シフラもヴァンデルノートも勿論素晴らしいが、この録音技師も演奏者の下にクレジットして欲しいほど素晴らしい仕事をしている。推薦盤にしようか迷って聴いた盤だっただけに、意外な良さに驚いた。オケが特に良い。Pfの音は絶品。リストの協奏曲はあまり聴かないが、これなら話は別という気がしてくる。1958年に2番が先に録音され、同じ時期に録音されたグリーグの協奏曲とカップリングされ、1959年英国、フランスで初リリースされた。その後1961年になって協奏曲1番が同じA.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.で録音された為、この2曲がカップリングされ1962年頃ASDF 243でリリースされた。協奏曲1番は何度も録音しており、A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアoとは3回目の録音であった。逆に2番は、A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.が初回録音で、1969年頃息子の指揮で2回目を録音している。英国では協奏曲2曲のカップリングは未発売と思われる。英国では協奏曲1番が発売されたのか疑問が残る。リスト弾きとして名を馳せたシフラの真骨頂が聴ける2曲入りのリスト:協奏曲集である。指揮がモーツァルト振りであるヴァンデルノートというのが更に演奏の完成度を高めている。フランス盤の銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベルはASDのW/Gレーベルとは比較にならないほど良い音質!G.シフラ(pf)A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.の録音は数点のカップリング違いがあり、ややこしい状態にある。因みにリスト:Pf協奏曲1番/2番というカップリングはフランスだけの発売らしく英国盤は確認出来なかった。英国ではPf協奏曲1番のデルヴォー指揮パリ音楽院o.との旧モノラル録音がALP 1455で出ているので混同を避ける意味で発売しなかった可能性が指摘できる。因みにPf協奏曲2番はA.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.が最初の録音で1969年頃G.シフラJr.指揮パリo.と2回目録音を行った。
シフラの在庫一覧へ