商品コード:1326-050[VSM] G.プレートル指揮 M.デュリュフレ(org) / サン・サーンス:交響曲3番「オルガン付」
商品コード: 1326-050
商品詳細:サン・サーンスは、合計で5曲の交響曲を書いたが、最も演奏される曲は、3番オルガン付と呼ばれるハ短調である。フランス物を実に品良く仕上げる、仏カレー生まれのプレートルは、1924年生まれ。クリュイタンスの弟子。その感性には現代感覚と古典手法の見事な融合があり、モノラル期から名演のあるこのような曲でも、まるで違った曲のように聴こえる。パリ音楽院を振った時が最も良いようで、これもすっきりとした中にも複雑な情感をたっぷり詰め込んでいる。フランス勢のお手本となるべきクリュイタンスは1955年9月にモノラル録音しているだけでステレオは存在しない。フランス系のステレオをご希望ならプレートルに落ち着く事になる。オルガンソロのモーリス・デュリュフレ(1902- 1986)は指揮者のジョルジュ・プレートル( 1924- 2017)より22歳年長の大ベテラン。1929年にオルガン演奏と即興演奏に対して、「パリ・オルガンの友」賞を授与され、サンテティエンヌ=デュ=モン教会のオルガニストの地位を得た。1939年に、ロジェ・デゾルミエールの指揮により、パリでプーランクの《オルガン協奏曲》の初演が行なわれた際、オルガン独奏者を務める。デュリュフレがオルガニストを務めたサンテティエンヌ・デュ・モン教会の目の前に当たるパリ5区のパンテオン広場6番地にある住居の入口に、モーリス・デュリュフレと妻のマリー=マドレーヌ・デュリュフレの記念碑が掲げられている。フランスでは権威あるオルガン奏者であった。
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