商品コード:1326-047[VSM] C.ミュンシュ指揮/ ベルリオーズ:幻想交響曲
商品コード: 1326-047
商品詳細:CVAPという番号が初出であることはこのコーナーで紹介したが、このCVBはレーベルデザインも似ていて、マトリクスも近い。音質的差違は比べていないが、極めて小さいと思われる。特に初出に拘るのでなければ、このCVBでも音楽を聴くにはオリジナルに迫るプレス。音質で不満を感じることはまずない。こちらも'60年代プレス。ミュンシュ最後期の録音として、今後ますます評価が高くなるだろう。ステレオでは他にこれを超えるものがないのでは?と思えるほど。まさに記念碑的名演!初出のCVAP 2037と音質では大差ないが価格では大差がある。シャルル・ミュンシュはベルリオーズのスペシャリストとして、国際ベルリオーズ協会の会長を長く務め、幻想交響曲は4つのスタジオ録音と11のライヴ録音(大半が)が存在するらしい。スタジオ録音は1949年のフランス国立放送局管弦楽団 、1954年のボストン交響楽団 、1962年の同じくボストン交響楽団 、そして最後の1967年パリ管弦楽団となる。1949年の録音については未確認。1954年ボストンso.はRCA~LM 1900/LSC 1900で発売。1962年ボストンso.はRCA~LM 2608/LSC 2608、英国:SB 6521で出ており、これもステレオ録音の名演として知られる録音。ライヴ録音では1966年のハンガリー放送交響楽団との録音がNGAROTON:SLPX 11842で出ている。この曲の原題は『ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲』といい、「恋に深く絶望しアヘンを吸った、豊かな想像力を備えたある芸術家」の物語を音楽で表現したもので、ベルリオーズの代表作であるのみならず、初期ロマン派音楽を代表する楽曲である。現在でもオーケストラの演奏会で頻繁に取り上げられる。標題音楽の先駆けとなった交響曲であり、フランスを代表する大規模オーケストラ作品。ミュンシュの他にも録音は多いが、一つだけ選ぶとすれば1967年のミュンシュ/パリ管弦楽団で良いのではと思われる名演である。1ヵ月後の1967年11月にシャンゼリゼ劇場でパリ管創設記念演奏会が開かれ、ここで演奏した「幻想交響曲」はスタジオ録音以上の演奏だったと言われる。それはAltus盤のCDで聴くことができる。幻想交響曲の代表作として、またシャルル・ミュンシュの代表作としても外す事のできない名演であることは確か!プレスの種類は非常に多く、半年ごとに再プレスされた、その都度細部の変更があり、おおよそのプレス年が判明しており価格に反映している。当社では細かく分類し価格で調整している。ここまで細分化した店は当社以外ないと思われる。
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