商品コード:1326-045[VSM] C.ミュンシュ指揮/ ベルリオーズ:幻想交響曲
商品コード: 1326-045
商品詳細:CVAPとCVBという2種はジャケットも同一デザイン(ニッパーが異なる)、レーベルデザインも近く、マトリクスも同じ場合がある。1-2年程度しかプレスは違わず、マスターが同じなので音質差はあっても小さいだろう。特に初出に拘るのでなければ、CVBでも音楽を聴くには十分だが、拘るならばCVAPが本当のオリジナルとなる。CVAPなら音質で不満を感じることはまずない。ミュンシュ最後期の録音として、今後ますます評価が高くなるだろう。ステレオでは他にこれを超えるものがないのでは?と思えるほど。まさに記念碑的名演!CVBでも初出の赤白SCニッパー中stereo段なしが稀に入っていることはあっても番号はCVB 2037と印刷されており完全なオリジナルではない。CVAPのジャケに入る場合はほぼCVAP 2037と印刷された赤白SCニッパー中stereo段なしレーベルが入っており、まずオリジナルといえる。シャルル・ミュンシュはベルリオーズのスペシャリストとして、国際ベルリオーズ協会の会長を長く務め、幻想交響曲は4つのスタジオ録音と11のライヴ録音(大半が)が存在するらしい。スタジオ録音は1949年のフランス国立放送局管弦楽団、1954年のボストン交響楽団、1962年の同じくボストン交響楽団、そして最後の1967年パリ管弦楽団となる。1949年の録音については未確認。1954年ボストンso.はRCA~LM 1900/LSC 1900で発売。1962年ボストンso.はRCA~LM 2608/LSC 2608、英国:SB 6521で出ており、これもステレオ録音の名演として知られる録音。ライヴ録音では1966年のハンガリー放送交響楽団との録音がNGAROTON:SLPX 11842で出ている。この曲の原題は『ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲』といい、「恋に深く絶望しアヘンを吸った、豊かな想像力を備えたある芸術家」の物語を音楽で表現したもので、ベルリオーズの代表作であるのみならず、初期ロマン派音楽を代表する楽曲である。現在でもオーケストラの演奏会で頻繁に取り上げられる。標題音楽の先駆けとなった交響曲であり、フランスを代表する大規模オーケストラ作品。ミュンシュの他にも録音は多いが、一つだけ選ぶとすれば1967年のミュンシュ/パリ管弦楽団で良いのではと思われる名演である。1ヵ月後の1967年11月にシャンゼリゼ劇場でパリ管創設記念演奏会が開かれ、ここで演奏した「幻想交響曲」はスタジオ録音以上の演奏だったと言われる。それはAltus盤のCDで聴くことができる。幻想交響曲の代表作として、またシャルル・ミュンシュの代表作としても外す事のできない名演であることは確か!
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