商品コード:1326-037b[VSM] S.フランソワ(pf) / ショパン:夜想曲集(全19曲)

[ 1326-037b ] Chopin - Samson François ‎– Nocturnes 1 à 19


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商品コード: 1326-037b

作品名:ショパン:夜想曲集(全19曲)/第1番 変ロ短調 Op.9-1--第2番 変ホ長調 Op.9-2--第3番 ロ長調 Op.9-3--第4番 ヘ長調 Op.15-1--第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2--第6番 ト短調 Op.15-3--第7番 嬰ハ短調 Op.27-1--第8番 変ニ長調 Op.27-2--第9番 ロ長調 Op.32-1--第10番 変イ長調 Op.32-2-- | --第11番 ト短調 Op.37-1--第12番 ト長調 Op.37-2--第13番 ハ短調 Op.48-1--第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2--第15番 ヘ短調 Op.55-1--第16番 変ホ長調 Op.55-2--第17番 ロ長調 Op.62-1--第18番 ホ長調 Op.62-2--第19番 ホ短調 Op.72-1
演奏者:S.フランソワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 165-12146-7
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面12時に極小~小15回出るスレあり, 9時に極小4+10回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでの再版】---カラー切手ニッパー, 12時に黒字でSTÉRÉO(初期タイプ), 6時にMade in France by □Pathé Marconi 白□EMI , グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, Ⓟ1973, スタンパー/マトリクス:12146 A 21J/12146 B 21E・12147 A 21F/12147 B 21E (ラウンド小文字マトリクス・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・フランスステレオ製造を示すレコード番号の一部含むフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6-305255 4/M6 305247 4・M6 304834 4/M6 304835 4, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1970年代スタンパーを用いた1973年頃の製造分, 旧番号に仏COLUMBIAの紺/銀音符レーベル存在する, フラット盤存在せず, これより古いレーベルは存在する, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・COLUMBIA系フランス音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, ノーマルカップリング, フランスでの再版(第4版程度と思われる), re issue
ジャケット:【フランスでの再版】---外周5面黒クロス紙表紙箱, 10時に□ EMI □ニッパーマーク La Voix De Son Maître, A3サイズのリブレット付, 表記されたジャケット番号:2C 165-12146-7, Price Code:なし, 背文字:あリ(金色型押し・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:記載なし・フランス製, 箱は初出のCCHSの旧番号存在する→CCAも存在する, フランスでの再版(第3版程度と思われる), re issue
トピックス:1966年5月17/18/20日・7月18/19日パリ・Salle Wagramでのステレオ録音, 1966年仏COLUMBIA:CCHS 1087-8(紺/銀音符stereoレーベル・箱入り)にて初リリース→1967年頃CCA 1087-8(紺/銀音符stereoレーベル・箱入り)→1970年頃同一番号・水色/黒音符レーベルCCAの箱入り→1973年頃La Voix De Son Maître:2C 165-12146-7(カラー切手ニッパーの当装丁)→1976年頃同一番号で赤EMIレーベル→1985年頃112 1463(後期大ニッパーレーベル)---と変遷する, 当盤は1973年頃の再版レーベルだが十分に音質は良い, フランソワ唯一の全集に近い集合録音で20-21番の2曲は何らかの理由で録音しなかった, CCHS 1087-8は3万円を超える高額盤, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:初出番号はCCHS 1087-8。フランス人に愛されたピアニスト。フランス人の両親の下、1924年独・フランクフルトに生まれる。エコール・ノルマル、パリ音楽院と学び、M.ロン、ルフェビュールに師事。1943年第1回ロン・ティボー・コンクールの優勝者。1970年ドビュッシーの全曲録音の途中、46歳で没。演奏スタイルは、晩年に近づくにつれて、より個性的になった。真の芸術家タイプ。19世紀的なスタイルを'60年代に残し続けたが、酒で命を落とした。1966年、天才の閃きが散りばめられている。フランソワの弾くショパンは即興性も感じられ、自然ながら独創性に満ちている。演奏の歴史を見てもここまでしっかりと伝統的な手法を行いつつ個性を展開するスタイルは他になく天才の域なのだろう。テンポは自在に操るが聴いている方はさほど違和感を感じないという不思議な現象で、普段乗り物酔いに敏感な方がある運転手の時だけ全く問題が起こらないという現象に似ている。勿論ロマンチックであるが必ずしもフランソワの聴かせてやろうとする意図ではなさそうである。感じるままに弾いたら結果的にそうなったにすぎない。だがら大衆的人気の大きなピアニストとは逆のことを平気でやってのける。サビの部分をそっけなくすっ飛ばす。Bメロに対して異常なほどの愛着を寄せるなど、気分が優先する彼独自の感覚の世界に引きずり込まれる。何が起こるか先が読めない面白さ、楽しさこそフランソワが愛される秘密と感じる。一度じっくり聴き終わってもなぜか思い出せない、反復できない。その悔しさ、してやられた感覚こそが彼の持ち味だろう。元々録音が良いので多少の再版なら音質は保たれる。カラー切手ニッパーは第3~4版だが十分音質は良い。

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