商品コード:1326-035[La Voz De Su Amo] S.フランソワ(pf)/ プロコフィエフ:Pf協奏曲3番, 他

[ 1326-035 ] Prokofieff, Samson François, Orchestre De La Société Des Concerts Du Conservatoire, Paris, André Cluytens – Piano Concerto No. 3, Visions Fugitives, Toccata In D Minor



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商品コード: 1326-035

作品名:プロコフィエフ:Pf協奏曲3番-- I Andante - Allegro-- II Theme And Variations-- | -- III Allegro Ma Non Troppo, ピアノ曲集「つかの間の幻影」Op.22(全20曲中の6曲)~ 第1番・Lentamente , ~第3番 ・Allegretto, ~第6番・Con eleganza, ~第17番・Poetico, ~第4番・Animato, ~第18番・Con una dolce lentezza, ピアノ独奏のためのトッカータ ニ短調 Op.11
演奏者:S.フランソワ(pf)A.クリュイタンス指揮パリ音楽院o.
プレス国:スペイン, Spain
レーベル:La Voz De Su Amo
レコード番号:LALP 30001
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1, 箱入り1枚組, single record
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 紙シール貼り, 裏面にシミ汚れあり
キズ情報:両面に目立つ無音表面スレあり
レーベルタイプ:【スペインでのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 4時にODEON S.A.E.Barcerola, 3時に33 1/3 rev. minuto, 9時にDisco Inrompible, フラット重量, 表記されたレコード番号:LALP 30.001, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:LXL 141-1N/LXL 142-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/La Voz De Su Amoタイプ), EMIグループ・フランス録音モノラル製造を示すLXL**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当を示すサインはない, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, スペインLa Voz De Su Amoプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1954年頃の製造分, 旧番号存在せず, Disco Inrompible付レーベルの最初期分, 銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤の最初期分, スペインでこれより古いレーベル存在せず, スペインでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, カッティング担当の前任者:なしと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ・フランス音源のLa Voz De Su Amo制作プレス, 工場:不明, オートマチック・カップリング, スペインでのオリジナル, original in ESP
ジャケット:【スペインでのオリジナル】---外周5面台座付灰クロス厚紙表ツヤ箱, 2時に地色ベース□ニッパーマークLa Voz De Su Amo, 解説は内側に印刷, 表記されたジャケット番号:LALP 30.001, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・灰クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがスペインでは当ジャケットである), 製作: Compañia Del Gramofono-Odeon, S.A.E., 印刷:Quintilla Y Cardna S.I. Barcelona , 内袋はLa Voz De Su Amoのロゴ印刷ありのビニール貼専用内ジャケット入り, スペインでこれより古いジャケット存在せず, スペインでのオリジナル, original in ESP
トピックス:【スペイン盤は初入荷の希少タイトル!】---1953年4月4日頃パリ・シャンゼリゼ劇場"Théâtre des Champs Élysées"にてモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1953年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 218(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・折返ツヤペラジャケット入り)にて初リリース, 英国では1964年英COLUMBIA:33CX 1135にて初リリース, スペインでは1954年頃La Voz De Su Amo:LALP 30001(当装丁)の1枚物箱入りの豪華仕様にて初リリース, スペイン盤は当社初入荷の希少タイトル

商品詳細:フランソワはプロコフィエフPf協奏曲3番を2度録音。これが初回モノラル録音。2度目はロヴィツキ/パリ音楽院o.と'60年代。クリュイタンスとは1回だけで、英国では33CX 1135('54年)。ピアニストとしてのフランソワは、ショパンばかりでなく、このような技巧的な曲も好んでいたようだ。しかし、彼のピアノは充分にヴィルトーゾチックであり、譜面通りというよりは、自身の言語で語り、自身の音楽性を確かめるかのように舞台の上を踊りまわる。彼の隠れた一面を見る思いがする。A.クリュイタンス指揮パリ音楽院o.とは有名なラヴェルのPf協奏曲2曲を録音しているが、この録音はラヴェルよりずっと前の1953年録音である。クリュイタンスにとっては唯一のプロコフィエフ録音となった。プロコフィエフ演奏は1960年代後期頃からとにかく技巧を全面に押し出すスタイルが定着したが、フランソワは違ったアプローチで演奏している。そもそもフランソワに1970年代以降のような超絶技巧のスタイルは持ち併せていない。ラヴェルやドビュッシーに使う技巧と近代プロコフィエフ演奏とは異なるアプローチとなるのが当然だろう。しかし当時のフランソワにはラヴェルとプロコフィエフが同じで何処が悪いか?というスタンスが感じられる。これはフランソワらしさが出たプロコフィエフであり、ロシアンスクール生による演奏ではない。不協和音など効果的に配し物語り風に演奏したプロコフィエフPf協奏曲3番である。1950年代には普通にあり得たスタイルであるが、1980年代以降は絶滅したスタイルである。力と説得力を持つピアニスト以外がやっても破綻する手法であり、フランソワだからこそ曲として成立しているのである。所謂名人芸的演奏であり、それを近代の演奏と比較しても意味がない点を理解された上でこの演奏を評価する必要がある。

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