商品コード:1326-004[Archive] A.ヴェンツィンガー(gamb) F.ノイマイヤー(cemb) / バッハ:3つのGambソナタ

[ 1326-004 ] Bach − August Wenzinger, Fritz Neumeyer – 3 Sonaten Für Viola Da Gamba Und Obligates Cembalo



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商品コード: 1326-004

作品名:バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ(全3曲)/ガンバソナタ第1番 ト長調B.1027, ガンバソナタ第2番 ニ長調B.1028-- | --, ガンバソナタ第3番 ト短調B.1029
演奏者:A.ヴェンツィンガー(gamb)F.ノイマイヤー(cemb)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:Archive Produktion
レコード番号:14 009 APM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---カルテ内溝, フラット重量, 3時に□M33 1/3, 11時にMade in England, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:031622 S/031623 S (ラウンド大文字スタンパー・DGGタイプ), Archiv Produktion音源モノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):4.2.53/4.2.53, 再補助マトリクス:面割幅広マトリクスあり・14 009 A/14 009 B, 他にⅡΛ/ⅠΛ(意味は不明), カッティングマスター:不明, 旧番号存在せず, 1953年2月4日/1953年2月4日製造のスタンパーによる1953年頃製造分, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティングマスターの前任者:なし, Archiv Produktion音源の英Archive Produktion制作プレス, 工場:Heliodor Records Compay Limited.London, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---糸縫見開共通黄色中入れ紙, カルテ付き(英語), 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:53(当ジャケットである), 製作:Heliodor Records Compay Limited.London, 印刷:The Haycook Press Ltd. London, カテゴリー: History Of European Music, IX. Research Period: The Works Of Johann Sebastian Bach – Series I: Chamber Music, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナルジャケット, original in UK.
トピックス:1番:1951年4月20日/2番:1950年1月13日/3番:1952年10月28日ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州・フライブルク(フライブルク・イム・ブライスガウ)・Paulussaal, Freiburg・でのモノラル録音, 録音技師:Wilhelm Aulenkamp (1番)/Heinrich Keilholz (2番)/Werner Grimme (3番), プロデューサー: Dr. Fred Hamel, ドイツでは1953年Archiv Produktion/Deutsche Grammophon Gesellschaft.によりコピーライト登録・同年Archiv Produktion:14 009 APM(カルテ内溝レーベル・フラット盤・糸縫見開共通黄色中入れ紙ジャケ裏53)にて初リリース, 英国では1983年英Archive Produktion:14 009 APM(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナルと思われる, 恐らく世界初のヴィオラ・ダ・ガンバによるLP録音と思われる, ドイツではArchiv Produktionだが英国ではeが足されてArchive Produktionとなる

商品詳細:世界初のヴィオラ・ダ・ガンバによる録音の可能性が高い録音。 世界初の古楽器アンサンブル、バーゼル・スコラ・カントルムのリーダー、アウグスト・ヴェンツィンガーは、1905年バーゼル(スイス)に生まれ、教育者としても活躍。これは2番'50年、1番'51年、3番'52年に録音され、ガンバ演奏の規範となっていたが、新しい奏者の出現により忘れられた録音である。しかし、この演奏こそが、この曲のあるべき姿であると思う。ゆったりしたテンポで語られる演奏はバッハが描き出そうとしたケーテンの空をイメージさせてくれる。ガンバによる演奏では最初にして最も重要な録音であることは確か。1970年頃エドゥアルド・ミュラー(cemb)と2回目の録音を果たしたがこのイメージが再現されることはなかった。1950年代中期以降ではチェロで演奏されることが通例になってしまったガンバ・ソナタだが、バッハ以前の時代には弦楽器と言えば殆どがガンバ属しかなかった為、バッハは明確にヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタと楽譜に記載している。1950年代は特にヴィオラ・ダ・ガンバのような一時絶滅した楽器は入手自体が困難であり、チェロとは全く構造も奏法も異なるため、専門の訓練を必要とする楽器である。チェロ奏者なら弾けるという楽器ではない。絶滅した原因は音量の小ささと地味な音色にある。ヴァイオリン属であるチェロは音量が大きく輝かしい音色が出るため、ガンバは、バッハの次の時代には使用されなくなっていった。バッハのガンバ・ソナタがチェロで演奏されるのは時代の必然だったといえる。しかしバーゼル・スコラ・カントルムは世界で初めて体系的に古楽器演奏を学ぶ教育機関として1933年にパウル・ザッハーにより創立された音楽大学である。ヴェンツィンガーは1934年よりバーゼル・スコラ・カントルムにヴィオラ・ダ・ガンバの教授として参加した。また指揮者として、長年バーゼル・スコラ・カントルムの合奏団を率いた。この録音は正にヴィオラ・ダ・ガンバの先駆者として世界に発信した画期的な録音であり、教授としての権威を象徴する録音となった。ガンバの特長を生かして、しかも明快な旋律線をくっきり浮かび上がせた見事な演奏だった。多くのヴィオラ・ダ・ガンバを目指す音楽家への高い見本となったはずである。表現力の点でチェロに劣るガンバだがバッハが意図した音楽はガンバで演奏された時だけに完全な形で姿を表すはずである。これは古楽器礼賛とは全く異なる世界であることはご理解いただけるだろう。ヴェンツィンガーの初回録音を超える演奏にはなかなかお目にかかれないのが実状。

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