商品コード:1327-037[COLUMBIA] H.v.カラヤン指揮/ ベートーヴェン:交響曲1番, エグモント序曲, レオノーレ序曲3番
商品コード: 1327-037
商品詳細:カラヤン最初のベートーヴェン全集は1951~55年の英COLUMBIA。その後DGGに3度の全集を入れ、史上初1人で4回全集を作った。アンチ・カラヤンは何度録音しようが、カラヤンはカラヤンと一刀切り捨てる所だが、この初回ロンドン・キングズウェイでの録音は、帝王と言われてからの録音と異なり、颯爽としたテンポと丁寧さが明らかに異なる。1番は1953年モノラル録音、昇り龍のような勢いと真剣さが伝わる名演。DGGに移って大きく変わった。FCXの音圧は凄まじく33CXとは全く異なる世界。フランス盤は別世界、モノラル・オーディオファイルに認定!カラヤンは1908年、ザルツブルクの貴族の子として生まれた楽壇の帝王。1948年からウィーンpo.の首席に。ところが、1950年フルトヴェングラーにウィーンpo.から追放される。1946年、ウォルター・レッグの誘いで英COLUMBIAと契約していたカラヤンは、フィルハーモニアo.を振ってベートーヴェンの最初の全集を作る。1954年11月、ドイツ音楽界に君臨していたヴィルヘルム・フルトヴェングラーが急逝したことで、翌1955年にフルトヴェングラーとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのアメリカ演奏旅行の代役を果たし成功を収め、この旅行中にベルリン・フィルの終身首席指揮者兼芸術総監督に就任。1959年までフィルハーモニア管弦楽団の指揮者として在籍していたが、1950年代中期から徐々に活動をベルリンに移し初め、1955年~1959年まではベルリンpo.との二足の草鞋をはいた。1956年にはウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任すると更に草鞋が増える。1959年以降は完全にベルリンに拠点を移した。しかしこの録音が行われた当時は新進気鋭の若さで売っていた指揮者であり、初回全集録音はカラヤンの最高傑作の一つ。今聴いても、驚くほどのエネルギーと情熱を感じる。1番は特に希少!
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