商品コード:1327-005n[ETERNA] I.オイストラフ(vn)/ バッハ:Vn協奏曲2番, Vn協奏曲
商品コード: 1327-005n
商品詳細:イーゴリとコンヴィチュニーが組んだETERNA録音。B.1042は820 027、Cemg協の復元曲B.1052は720 064(10")が初出だがモノラル。1970年になって、初めてステレオが発売された。録音は1960年頃と思われる。イーゴリは巨匠コンヴィチュニーとの共演とあって、己の持てる力を出し切ったという印象。少なくとも、バッハに関しては、父親を大きく上回る理解と様式美を確立していて、ETERNAの名に恥じない秀演!ステレオ特にレア。エテルナサウンド! モノラル盤はそれぞれ1959年頃別々のLPでリリースされていたが、1970年になって当2曲がカップリングされ初のステレオ発売となった。オイストラフ親子はコンヴィチュニーを尊敬していて、1954年頃から度々東ベルリンを訪れ、共演を行っており録音はかなりの数に昇る。父ダヴィットは多くのメジャー協奏曲をコンヴィチュニーと共演しており、それらはETERNAの初期番号で発売されている(赤いジャケット)。息子のイーゴリも度々同行して共演しており、バッハの2曲はB.1042:1956年ライプツィヒ、B.1052:1958年東ベルリンで録音された。息子のイーゴリは父とは芸風が異なり、バッハやモーツァルトでは父ダヴィットより良い演奏であることが多い。ETERNA側もコンヴィチュニーとロシアの大物ヴァイオリン奏者との共演は願ってもないもので、特に1950年代には強力なヴァイオリン奏者が不在ということもあり、これらの共演がカタログを充実させた事実は明らかである。ステレオですっきりとした音で聴くこれらバッハ録音は一つのドキュメント以上の存在感を持つ。
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